キマグレなマシンに悩み続けるメルセデス。F1オランダGPで優勝争い展開も「残り7戦で勝てるとは思わない」

 

 今季序盤から苦戦してきたメルセデスだったが、F1第15戦オランダGPでは今季初優勝も見えるレースを展開した。バーチャルセーフティカーやセーフティカーによりその夢は潰えたがジョージ・ラッセルは2位表彰台。そのラッセルはシーズン前半戦を締めくくるハンガリーGPでメルセデスの今季初&自身のF1キャリア初となるポールポジションを獲得していた。
 シーズン中盤に入り、上記のような成績も目立つようになってきたメルセデスだが、サマーブレイク明けのベルギーGPでは、舞台となるスパ・フランコルシャンのコース特性もあり、苦しい戦いを強いられた。しかし、メルセデスはそこで得た教訓がパフォーマンスを引き出す上で活きているという。
 ただ、メルセデスはマシンを速く走らせる術をほぼ把握していると感じている一方で、チーム代表のトト・ウルフは、アメリカGPの舞台であるオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズのようなバンピーな路面では再びつまずく可能性があると警戒している。
「我々のパフォーマンスは、基本的にマシンのコンセプトそのままに組み込まれている。ただ今は、全てがどのように相互作用するかをより理解しようとしている」
 そうウルフは語る。
「我々はマシンをより正確に目標のパフォーマンス枠へ調整できるようになったと思う」
「とはいえ、我々にとって有利なレースもあるだろうし、非常に困難なレースもカレンダーにはある」
「オースティンはかなり厳しいレースになる可能性があるということは話し合っている。だから私の意見としては、現実的でいる必要があるということだ」
「残り全てのレーストラックでポールポジションを争うことはないだろう。しかし少なくとも来年に向けて、この(優勝を戦える)位置にまで戻ってくる必要がある」

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