「第1の計画はグリッドにいること」F1残留を目指すリカルド。マネジメントチームは“ほぼすべての人々”と交渉中
ダニエル・リカルドは、2023年を見据えたプランについて彼のマネジメントチームが「ほぼ全員と話をしている」と述べている。リカルドの第1の選択肢は、来年もF1に残ることだ。
リカルドとマクラーレンは今シーズン限りで袂を分かつことになった。チームはリカルドを、同じオーストラリア人で才能あふれる21歳のオスカー・ピアストリと入れ替えることに決めたのだ。
リカルドは最近、来年はF1から一歩退き、2024年に復帰する可能性をほのめかしている。しかし33歳のリカルドの「第1のプラン」は、多くのチャンスがあるようには見えないが、来シーズンもレースをすることだ。
「まだF1の一員でありたいと強く願っている。もちろん第1の計画はグリッドにいることだ。でも前にも言ったように、最初に空いたシートに飛びつくことはしたくない」とリカルドはシンガポールGPの週末を前に語った。
「僕のチームはほぼすべての人たちと話をしている。彼らは話し合いをしているんだ。そうしてすべてのことをまとめて、何が最も有益なことかを考えようとしている」
「僕たちは評価をしているところで、何が最善か検討しているんだ。来年より後のことも視野に入れている。僕はレースをしていたいけれど、次の1年や2年だけのことを考えたくはないからね」
理論的には、今もアルピーヌ、ウイリアムズ、ハースには空いたシートがある。しかしこれらのチームがリカルドの起用に本当に関心を持っているかは不明だ。それでもリカルドは、小規模チームにコミットすることは現実的な選択肢だと語っている。
「話し合いは非公開のものだが、今も多くのポジティブなことがあるし、前向きな言葉が向けられていると言える」と8度のグランプリ優勝経験者であるリカルドは語った。
「多くの人々がこのスポーツに関わっていて、物事がどのように動くかを目にしてきたと思う。評価は最後のレースで決まるものだという言葉があるが、たくさんの関係者が僕がそのやり方を忘れていないことを認識してくれている」
「何度か素晴らしい言葉をかけてもらったので、やり続けていく自信で満たされたよ」
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