2021年の予算承認プロセスは現在進行中。違反疑惑をかけられたアストンマーティンF1代表は驚きと戸惑いを隠せず
アストンマーティンは、2021年に予算制限違反をしたというクレームに対し、「驚き」と「当惑」の両方を感じていると述べている。FIAによるチームの予算承認プロセスはまだ進行中なのだ。
先週末のシンガポールで最も注目を集めたのは、レッドブルが2021年の予算制限を大幅に超過した疑惑で、メルセデスとフェラーリが火に油を注いだが、アストンマーティンも違反の可能性を指摘された。
しかしチーム代表のマイク・クラックは、チームの会計監査がまだ進行中なので、この疑惑に驚いていることを認めた。
「提出した書類をFIAが分析し、質問を返してくるというのがプロセスだ」とクラックはシンガポールでメディアに語った。
「このプロセスは現在も進行中だ。だから我々は結果がどうなるか分かっていない。話し合いが行われているところなのだ。我々もFIAも解釈について互いに質問をしている」
「そしてこの件で我々の名が挙がっていることに驚いた。そのうち分かるだろう。我々は大きな間違いを冒したとは考えていない」
FIAはF1の10チームの承認プロセスの結果を水曜日に発表し、予算を超過したチームについてはチーム名を明かすと見られている。
クラックは、この数カ月に行われた情報交換では、FIAが明確にする必要があると考えた項目や解釈に関する質疑応答が繰り返されたと語った。
「一部の質問には我々の財務部門担当者たちも回答している」
「正直なところ、結果がどうなるか待つ必要がある。だが我々はそのことにストレスを感じてはいない」
クラックはこの件で気をもんではいないが、レースウイークの直前にアストンマーティンに対してライバルチームがクレームをつけるのは、芳しいことではないと認めた。
「当惑している。最も重要なのは週末に集中することだと考えている。木曜日や金曜日があのように始まってしまったら、スタッフたちの気を散らさないことが大切だ」
「そして我々からすれば、言及されたのが自分たちだけではないのはよいことだった。あなたがたはパドックの反対側に集中していたからね!」
「こうしたことが出てくるのは残念だが、これもF1だ」
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