フェルスタッペンの戴冠条件で混乱。レギュレーションの”エアポケット”が原因か?
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1日本GPで優勝。今季4レースを残してワールドチャンピオン連覇を決めた。ただレースを終えた本人を含め、多くの関係者はタイトル争いが次戦に持ち越されると考えており、混迷を極めた。
鈴鹿が悪天候に見舞われたことで、レースは長時間の赤旗中断。レース残り時間が少なくなり、レースの走行距離が予定の75%に満たなかったため、フェルスタッペンがシャルル・ルクレール(フェラーリ)やセルジオ・ペレス(レッドブル)に十分なポイント差を築くことができなくなったと考えていたからだ。
昨年のベルギーGPがほとんど走れないままにハーフポイントで成立となった事例を受けて、FIAはレースのフルディスタンスを走りきれなかった場合における、ポイントシステム改定を大々的に発表していた。
これは特にレーシングスピードで満足にレースが出来なかった場合にポイントを与えないようにすることを目的としたもので、レース距離に応じてポイントシステムが4段階に分かれていた。
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