熾烈さを増すF1中団争い。ハース代表「今や6チームでビリ争いをしているような状況」今後はさらなる混戦に?

 

 F1の2022年シーズンは第18戦日本を終え、コンストラクターズランキングではレッドブルがフェラーリやメルセデスを突き放し首位独走……今季のタイトル獲得も近い状況になっている。
 一方、その下のランキング4位争いはアルピーヌがマクラーレンを13ポイントリードと依然決着は着かず。そしてさらに熾烈な戦いとなっているのが、ランキング6位争いだ。現在アルファロメオが52ptで6番手につけているものの、その下にはアストンマーチンが45pt、アルファタウリとハースF1が34ptで並ぶ状況となっている。
 混沌の中にいるハースのギュンター・シュタイナー代表は、「今や6チームでビリ争いをしているような状況」とその熾烈な中団争いを表現。オーストリアGP以降、ハースはポイント獲得から遠のいているものの、それはチームの低迷ではなく、接近したチーム間バトルによるものだと語っている。
「数レースであまり結果が良くないと、誰もがネガティブに捉え、全てが上手くいかなかったと考えるものだ」
「私としては、タフな集団がいるためだと考えている」
「10つもチームがあるし、全チームと戦わなければならない。相手にならないチームもいれば、自分たちのポイントを奪っていくチームもいるのだ」
「モンツァではウイリアムズがとても速かったし、ニック(デ・フリーズ)が素晴らしい仕事をした。タフなバトルだ。持てる力を100%発揮できなければ、もうポイントは獲得できないだろう」

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