ハミルトン「今週末は期待していたのに、予選で突然マシンが扱いづらくなった」メルセデス/F1第19戦
2022年F1アメリカGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは5番手、ジョージ・ラッセルは6番手だった。他ドライバーのグリッドペナルティにより、ハミルトンは3番グリッド、ラッセルは4番グリッドからスタートする予定。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 5番手(1分36秒401:ソフトタイヤ/17周)
予選 5番手(Q1=4番手1分36秒148:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分35秒732:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分34秒947:ソフトタイヤ)
土曜時点の暫定グリッド:3番グリッド
とても難しい予選だった。僕はこの週末はかなり楽観視していたんだ。マシンのフィーリングは良かったし、ファクトリーの皆が頑張ってアップデートを持ち込んでくれた。だから上位にもっと近づくことができると期待していた。
でも予選が始まると、気温が下がったせいなのか風が強くなったせいなのか分からないけれど、マシンが突然扱いづらくなり、1周のアタックをまとめるのが難しくなったんだ。とりわけ最終セクターで苦労した。
レースに目を向けると、特にコーナーでは前のグループのマシンについていけるかもしれないと思っている。でも単純に彼らはベースとなるペースが僕たちよりも速いよね。
僕たちはずっとプッシュし続けている。ポールポジションとの差を縮められなかったのは悔しいけれど、明日、全力を尽くすよ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 7番手(1分37秒064:ソフトタイヤ/21周)
予選 6番手(Q1=6番手1分36秒195:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分35秒692:ソフトタイヤ/Q3=6番手1分34秒988:ソフトタイヤ)
土曜時点の暫定グリッド:4番グリッド
僕にとっては難しい週末で、予選前のすべてのセッションで上位と比べてペースがかなり遅かった。だから、予選で比較的普通のポジションに戻ることができてうれしい。
ポールからコンマ6秒差はいつもの土曜日に比べると小さなギャップで、ここに持ち込んだアップデートがうまく効いているんだと思う。明日がどうなるか楽しみだよ。
レースではタイヤのデグラデーションが大きく、いろいろな作戦を検討することが可能になるだろう。そしてその選択によって勝負が決まると思う。柔軟に動いていく必要があるね。
昨日を見る限りフェラーリは強力だけど、ロングランでは彼らやレッドブルとそれほど差がないと思う。だから2列目から何ができるか楽しみだよ。
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