ペレス、モナコGP予選での故意クラッシュを強く否定「モナコでは誰もがミスをするモノ」
F1サンパウロGPでの、チームオーダー事件で揺れているレッドブル。セルジオ・ペレスは、その遠因となったと噂されているモナコGP予選でのクラッシュはわざとではなかったと強調した。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、チームメイトのペレスに対してポジションを譲ることを拒否したF1サンパウロGPから1週間が経ったが、フェルスタッペンはその原因について、「レッドブルとのちょっとした誤解」が理由にあると説明。”シーズン序盤に起きたこと”に関係しているとしながらも、その詳細については明かしていない。
関連ニュース:
チームオーダー拒否のフェルスタッペン、メディアの報道やSNSの書き込みに「吐き気がする」と強く批判。しかし事実確認には口をつぐむ
そのシーズン序盤の出来事というのは、モナコGPのことなのではないかと噂されている。この予選ではQ3のラストアタックでペレスがクラッシュし予選は赤旗終了。これにより、フェルスタッペンはポールポジションを獲得するチャンスを失い、最終的にペレスがレースを勝っているのだ。
しかし、サンパウロGPのレース終了後に行なわれたチームのホスピタリティユニットでのミーティングでは、フェルスタッペンの行動の背景にあるものについて両ドライバーとチーム代表のクリスチャン・ホーナーは言及せず、チームはこれから前進していくと主張している。
モナコでの出来事に関する憶測は消えておらず、故意にクラッシュしたのかと聞かれたペレスは、断固としてそうではないと答えた。
「モナコでは誰もがミスをするんだ」
「それに今は、あらゆる情報を見ることができる。僕はターン1に入るところですでに危うくクラッシュするところだったんだ」
「モナコの予選では、一般的に誰でもミスをする。それはわざとやったわけじゃないんだ」
「モナコでは、ラップタイムを追求しているんだ。ラップ全体を見直せば、ターン1でクラッシュしそうになったことがわかる。僕はQ3の最後の走行で、全力を尽くしていたんだ」
フェルスタッペンは意図的にクラッシュしたと考えているのかとMotorsport.comが質問すると、ペレスは次のように答えた。
「サンパウロで起きたことはチーム内で話し合っている」
「チームの利益のために、このことは内部でとどめておくべきだということで合意している。それが一番いいし、そうすれば憶測を呼ぶこともなく、前に進むことができる」
「僕たちは、かつてのように団結し、強いチームとなることができる。そして、それがチームの優先事項だ」
Perez …読み続ける
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです