ベッテルとシューマッハー、2023年のレース・オブ・チャンピオンズで再びタッグ結成。チーム・ドイツでタイトルを狙う
セバスチャン・ベッテルとミック・シューマッハーは、2023年1月にスウェーデンのピテ・ハブスバッドの雪と氷の上で開催されるレース・オブ・チャンピオンズ(ROC)でふたたびチームメイトとなる。
ベッテルとシューマッハーはROCの個人戦に出場するが、ROCネイションズカップではチーム・ドイツを代表する。同大会でふたりがチームとなるのは3回目のことだ。
4度のF1世界チャンピオンであるベッテルはF1から引退したため、来月のROCは彼が2023年に出場する唯一の大会になるかもしれない。2022年のROCファイナルをセバスチャン・ローブに次ぐ2位という好成績でフィニッシュしたベッテルは、シューマッハーとチームを組むことを「喜んでいる」と語った。
「ミックがまたレース・オブ・チャンピオンズで僕とチームになることを喜んでいる。僕にとってF1引退以来の初めてのレースでね」とベッテルは語った。
「僕たちはふたりとも雪上や氷上での経験があまりないから、今年初めのスウェーデンでは大急ぎで学ばなければならなかった」
「セバスチャン・ローブを相手に個人戦ファイナルまで進んだことに自分でも驚いているよ。ミックと一緒に大会に出て、チーム・ドイツとしてまたROCネイションズカップのタイトルを獲得できるかどうか見るのが待ちきれない」
新たにメルセデスF1チームのリザーブドライバーに就任したシューマッハーも同様に、師であるベッテルと1月のROCネイションズカップに出場することに胸を踊らせている。
「レース・オブ・チャンピオンズに戻ってまたドライバーのみんなに会えるのは最高だ」とシューマッハーは語った。
「セバスチャンも出場するからいっそう素晴らしいことだ。チーム・ドイツはROCネイションズカップのタイトルを争うという伝統に従うことができるだろう」
「また氷の上をドライブして、一流の参加ドライバーたちとバトルをして過ごすのを楽しみにしている」
実際、ROCにはスター選手が多く集まっており、チーム・フィンランドはミカ・ハッキネンとバルテリ・ボッタス、チーム・グレートブリテンはデイビッド・クルサードとジェイミー・チャドウィック、また、チーム・ノルウェーはラリードライバーのペターとオリバー・ソルベルグ親子が名を連ねている。
他にもトム・クリステンセン、2022年F2チャンピオンのフェリペ・ドルゴヴィッチ、インディカードライバーであるフェリックス・ローゼンクビスト、WRCのスターのティエリー・ヌービル、5度のFIA世界ラリークロス選手権チャンピオンのヨハン・クリストファーソンが出場する。
レース・オブ・チャンピオンズは、2023年1月28日から29日までピテ・ハブスバッドで開催される。
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