マルケス、ホンダ残留は”僕の夢”。それでも最大目標はチャンピオン「望みがなければ他の選択肢も……」
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2024年以降もチームに残留することを望んでいるものの、タイトル獲得が狙えるようなバイクがなければ、「僕にとってベストなものを見つける」つもりだという。
マルケスは2013年にMotoGPにデビューし、初挑戦でタイトルを獲得するなど、最高峰クラスでの全キャリアをホンダのライダーとして歩んできた。6度のMotoGPタイトル、通算59勝と63ポールポジション、合計100回の表彰台をマークしている。
2020年、マルケスはホンダと2024年までの契約延長にサインしたが、過去3シーズンは怪我に悩まされた。2020年のヘレスで負った右腕の骨折で、4回にわたって手術を受けた他、複視にも苦しんだ。
ホンダ陣営もエースの不在を吹き飛ばすようなパフォーマンスを見せられず、2022年は未勝利に終わった。
motorsport.comの独占取材に応じたマルケスは、負傷による休養に対応したホンダに多くの「敬意」を表明した。
「僕はホンダに大きなリスペクトを感じている。僕がケガしていたこの2年間、彼らとの話し合いや彼らのケアは特別なモノだったからだ」
「それは普通ではないことで、スペシャルなんだ。僕は常にホンダを全面的にリスペクトしている」
マルケスはさらなる契約延長を望んでいるものの、あくまでトップに返り咲くことが第一目標であり、それが難しい場合は移籍も視野に入ってくるようだ。
「でも今(2022年末)、僕の頭の中はホンダでトップに返り咲くことだけを考えている。そしてもちろん、そのためのツールがなくてできないと感じるのであれば、自分にとってベストなものを探そうと思う」
「そしてこれは、すでに彼らにも言ってあることだ」
「今はホンダに残りたいし、それが僕の目標だ。だけど、チャンピオンシップの獲得が最大の目標であり、僕が将来的に求めていくモノはそれなんだ」
「過去の契約では、僕は彼らをとてもリスペクトしていたし、ホンダを常に第一の選択肢にしていた。僕は誰とも話さず、ホンダとだけ話していたんだ。彼らをリスペクトしていれば、彼らからもリスペクトしてもらえるんだ」
「だから、今後どうなるか分からないけど見てみよう。ホンダはホンダだ。ここに留まるのが僕の夢だ。でも、僕の最大の夢はチャンピオンシップを獲得することなんだ」
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