2022年は謎だらけ? ハースF1、5位入賞やポールポジション獲得もパフォーマンスの乱高下は「ジェットコースター級」

 

 ハースF1は、2022年シーズンに計37ポイントを稼ぎコンストラクターズランキング8位を獲得。無得点により最下位に終わった2021年シーズンから大きな躍進を見せた。しかし、チーム代表を務めるギュンター・シュタイナー曰く、シーズン中のパフォーマンスには謎も多かったという。
 ハースは新規定導入初年度となった2022年シーズン、開幕前からロシアのウクライナ侵攻に伴いドライバーのニキータ・マゼピンやタイトルスポンサーであるウラルカリとの契約を解除するといった騒動はあったものの、開幕戦バーレーンGPでマゼピンの後任として再加入したケビン・マグヌッセンがいきなり5位入賞を果たした。
 バーレーンでの好成績は、ハースがシーズンを通して中団争いに加わるという可能性を示すものだったが、1週間後のサウジアラビアGPでは入賞圏外を争い、第3戦オーストラリアGPでは予選Q2進出を争うまでに低迷した。一方でシーズン後半のサンパウロGPでは雨が味方したこともあり、マグヌッセンが衝撃のポールポジションを獲得するなど成績の乱高下は激しかった。
 2022年シーズンを”ジェットコースター”と表現しているシュタイナー。開幕戦でのパフォーマンスには慎重な姿勢ではいたものの、その後数レースで調子を落としたことには驚いているという。
「数レース後に落ち込むとは予想していなかった」
 シュタイナーはシーズン終了後のインタビューでmotorsport.comにそう語った。
「オーストラリアでは、ひどいレースをしてしまった。最初の2戦であれだけ大きな落ち込みがあるとは思っていなかったが、実際そうなってしまった。我々はカムバックする必要があった。それで少し時間を取られてしまったね」
「シルバーストンとオーストリアでは、また良いレースができた。だから予想するのはとても難しいと私は言ってきたんだ」

Guenther …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです