バスティアニーニ「ドゥカティは他に比べて細部で先んじている」ファクトリーで迎える新シーズンにもやる気満々
MotoGP2023年シーズンからドゥカティファクトリーチームへ昇格したエネア・バスティアニーニはドゥカティのマシンの優位性について認めつつも、それは「細部」でドゥカティが先んじているからだと語った。
2022年シーズン、グレシーニに所属していたバスティアニーニは開幕戦から勝利を挙げ、前半戦はタイトル候補のひとりに浮上。浮き沈みが激しかったことから、後半戦はタイトル争いから脱落してしまったが、最終的には4勝しランキング3位を記録する驚きのシーズンとなった。
実績をあげたバスティアニーニは、2023年ついにドゥカティのファクトリーチームへと昇格。チャンピオンとなったフランチェスコ・バニャイヤの隣で走ることになった。
1月下旬にドゥカティは2023年シーズンに向けた体制発表を実施。そこでバスティアニーニは、スプリントレースが導入される2023年、より”シーズンの主役”となることへの決意を示した。
「そうだね、まず最初に序盤数周で僕はベストを見せられていなかったと言っておこう(笑)。多分今なら、スプリントレースで皆を驚かせることになると思うよ」
バスティアニーニはそう語る。そして、ドゥカティが最も優れたバイクだと語られていることについては、乗っている側としても他メーカーを細部でリードしていると語った。
「ドゥカティが最高のバイクだとか言われていても、僕は気にしたりしない。だって僕もそう思うからね」
「僕は他のメーカーのバイクを試したことがないと言われればそうだけど、自分でもそう思っているんだ」
「他のメーカーのバイクをけなしているわけじゃない。レベルが非常に高いからこそ、違いは細部に現れるんだ。そして、その細部においてドゥカティは他に先んじている」
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