アルファタウリF1の角田裕毅「2023年の目標はコンスタントに入賞すること。F1キャリアでベストのパフォーマンスを見せたい」
スクーデリア・アルファタウリは、2月11日(土)にニューヨークで2023年型『AT04』のカラーリング発表会を実施、ニューマシンのカラーリングを初披露した。F1およびアルファタウリで3年目を迎える角田裕毅は、この2年で成長したと実感しており、2023年を自分のF1キャリアのなかで最高の年にしたいと語った。
この日、スクーデリア・アルファタウリが2023年型『AT04』のカラーリングを披露するとともに、ファッションブランドであるアルファタウリが2023年秋冬コレクションを発表した。この発表会について、角田は、次のように感想を述べている。
「ニューヨーク・シティを楽しみました。今日、このイベントに出席することができてとてもうれしいです。ファッションコレクションと僕たちの2023年リバリーの両方にとって、とてもクールな背景だと思います。クラシックなスクーデリア・アルファタウリのカラーが、新しい洋服に並ぶととても映えます。今シーズン、この両方を試すのが待ちきれないです」
角田は2023年の個人的な目標について「一番の目標は、マシンのパフォーマンスとは関係なく、毎戦、より安定したパフォーマンスを発揮し、よりコンスタントにポイントを獲得することです」と語った。
「常に自分自身をコントロールし、チームとうまく連携し、できるだけ早く、開幕戦バーレーンからマシンを理解したいと思っています。今年は、Q3進出とポイント獲得という点で、3年間のなかでベストのパフォーマンスを発揮したいです」
2年目に改善した理由は「開幕前に取り組んだ体力づくりと、デビューイヤーに失った自信を取り戻したこと」だという。
「体力づくりに取り組んだ結果、身体的なコンディションが大きく変化し、集中力のレベルやパフォーマンスが向上しました」
「F1初シーズンに自信を失ったことが大きな制限になっていましたが、それを少しずつ回復していき、昨年は全戦において勢いを築き上げることができました。このふたつのファクターがドライバーとして向上する鍵になりました」
「今は、1年目の良い面を保ちつつ、完全に違うレベルにいます。コントロールし、マシンの開発に関してチームとの仕事により深くかかわるようになりました。レースだけでなくサーキットを離れた時にも、多くのことを学び、行動が変わってきました。それがレースに良い影響をおよぼしていると思います。今まではそういう関係する物事について過小評価してきましたが、今はそういうことがとても大事なのだと分かりました」
新チームメイト、ニック・デ・フリースとは「強力なペア」になるとして、ふたりでチームの前進のために貢献していきたいと、角田は述べている。
「ニックとは、以前からお互いを知っていましたが、ドバイで一緒にトレーニングをして、一緒に過ごす機会がありました。すでに良い関係を築いていますし、今年はチームメイトとして、さらにこの関係を深めていきます。今年、チームが前進するために貢献するという目的を持っており、僕たちは強力なペアになると思います。ニックから学ぶことができるとも思っています」
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