ホンダMotoGP、復活に黄信号? マルケスが「僕が求めた“タイトル争いに勝つ”バイクじゃない」とテスト総括
2月10日から行なわれていたMotoGPのセパンテストが終了した。改善に喜ぶライダーもいれば、がっかりするライダーもいるわけだが、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)にとってこのテストは「がっかり」にあたるものだったようだ。
セパンテスト初日を終えた後の取材では、2023年型について「まだトップには程遠い」とコメントしていたマルケス。今回のテストにホンダは4種類のバイクを持ち込んでいたが、3日目にマルケスは2種類に絞ってテストを進め、最終的に1台にまで絞った。
マルケスはこのバイクが次回テストのポルティマオに向けたベースとして続けることになると認めたが、それでも2022年終盤のバレンシアテスト時と大差ないため、トップランナーに接近するためには「さらなる一歩」が必要だと語った。
「テストは4台のバイクでスタートさせたんだ。2日目には3台でテストして、今日(最終日)は2台のバイクでテストを開始して、午後にはそれを1台に減らした」
マルケスはそう語る。
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