2023年F1第1戦バーレーンGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2023年F1第1戦バーレーンGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 5番手
(予選後の会見で語り)この結果も、今乗っているマシンも、信じられないほど素晴らしい。これはまだチームのプロジェクトのベースラインであり、スタート地点にすぎないんだ。良いプラットフォームができたから、この後の数週間、そして数レースで、さらに開発を進めていくことができる。
開幕戦でトップ5からスタートできるなんて、驚くべきことだよ。今僕たちはすべての瞬間、すべてのプラクティスを楽しんでいる。これが真実だとは信じられないほどだ。でも、予選を実際に戦った結果、トップ5内に残れたし、フェラーリやメルセデスと戦うことができた。8カ月前には考えられなかったことだ。
これまで見てきたところ、このマシンの強みはロングランにある。デグラデーションがとても低く、タイヤにものすごく優しい。トップ5からスタートするのだから、チャンスがあれば、表彰台にかなり近い位置ということになるよ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選 4番手
今日、僕たちチームは一歩前進することができたと思う。僕は予選までは苦労していた。昨日はクリーンな一日を過ごすことができなかったんだ。でも、今日、うまく挽回することができた。
セクター2の神経を使うコーナーで少しタイムを失ったけれど、それ以外は全体的なフィーリングは良くなっていた。
明日を楽しみにしている。最終ラップまで戦い、好結果を持ち帰って、シーズンを良い形でスタートしたいね。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選 3番手
ポジティブな予選だった。ポール争いに加わることができたんだ。今週末をスタートした段階では予想していなかったことだ。複数のチームのタイムが接近していて、ドライバーにとってもファンにとっても、よりエキサイティングな状態になっている。F1にとって良いことだと思う。
レースペースについては、僕たちは少し後れをとっていると思う。フリープラクティスを見ると、ライバルたちはレースペースでかなりの強さを発揮していたようだ。明日は全力を尽くして戦うよ。新品ソフトタイヤを1セット残したことで、良い戦いができることを期待している。
(予選後の会見で語り)予選ラップを改善させることができたのはよかった。一方で、レースランに関しては、レッドブルと比較すると少し劣った状態であることを念頭に置く必要がある。ユーズドタイヤで一番前か、3番グリッドより少し前から戦うよりも、新品タイヤを残した状態で3番グリッドからスタートする方が有利だと僕は考えている。(新品ソフトでもう一度アタックしていたら)ポールを獲れたのかどうかは分からない。でも近いところまでいけたんじゃないかな。最初のセットでのマージンからして、タイムを削れる余地は多少あった。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 2番手
コンマ1秒差でポールポジションを逃したときには、ブレーキングゾーンかどこかでもう少し何かできたのではないかと考えてしまう。今日の予選は、Q2、Q3を見ると、かなり接戦だった。完璧なラップを走れなければ、5番手になってしまうんだ。
明日のレースのことを考えて、予選では多少妥協した部分があるので、それが効果を発揮して、強力なレースカーで戦えることを期待している。
マシンの感触が良くなってきた。リヤが安定し、前よりもうまく扱えるようになったので、それはポジティブなことだよ。
決勝では、フェラーリが戦いに加わってくると思う。アストンマーティンやメルセデスもそうだろう。今週末、フェラーリのこれだけのペースを見たのは今日が初めてだった。彼らはかなり隠していたということだよね。シャルル(・ルクレール)が最後のランを走っていたら、ポールポジションを狙うことができただろう。
明日はタイヤのデグラデーションをうまく管理する必要がある。自分自身のレースに集中することが大事になってくるよ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 ポールポジション
ポールを獲得することができてとてもうれしい。ここまで決して楽な週末ではなかった。正しいバランスを見つけるのに苦労し、僕自身は自分のリズムを見つけるために努力してきた。
テストの間にはとても良い感覚を持っていたのだが、FP1でマシンに乗った時にかなりのショックを受けた。テストの時とは大きく違っていて、それがなぜなのか理解できなかったんだ。
でも全体的にとても良い予選になった。パフォーマンスをうまく取り戻すことができたからね。明日、1-2のグリッドからスタートできることは、チーム全体にとって素晴らしいことだ。チェコ(ペレス)がすぐそばにいるから、決勝に向けて期待できるよ。
レース中にいろいろなことが起こる可能性があることは分かっている。僕たちチームがコース上で何ができるかを確認するのが楽しみだ。
(予選後の会見で語り)今日のポールは特にうれしい。予選までにとても苦労してきたからね。(マシンのセッティングに)これほど大きな変更を施すのは珍しいことだ。幸い、予選で週末のなかで一番いいバランスになった。
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