アロンソ「次の2戦で結果を出せたら、2023年を素晴らしい年にできる」タイプの異なるコースでのレースに警戒
フェルナンド・アロンソは、2023年F1第1戦バーレーンGPでのアストンマーティンのパフォーマンスはまぐれではないが、これからの2戦でチームがこの調子を維持できれば、残りのシーズンに向けて大きな自信を持てるだろうと考えている。
バーレーンGPの予選で5番手につけたアロンソは、現実にはグリップ不足に苦しんではいたが、パフォーマンスは「本当とは思えないほど好調」だったと主張した。レースではメルセデス勢とフェラーリのカルロス・サインツを抜くという印象強い走りをし、3位でフィニッシュしたアロンソは、ふたたび信じられない思いで目をこすった。
2度の世界チャンピオンであるアロンソは、次戦のサウジアラビアGPやその後のオーストラリアGPにおいて、F1の序列におけるアストンマーティンの真のポジションがより正確に判断できるだろうと述べている。
「テストと同じ感触だが、あまりに良すぎて信じられない」とアロンソは、先週末にF1でキャリア99回目の表彰台を獲得した後に説明した。
「いつも一歩後退するだろうと予想して現実に戻るものだけれど、このパフォーマンスは本物のようだ」
「ジェッダでどうなるか見てみよう。ジェッダとオーストラリアに行ってどうなるかということに関心を持っている。まったく違うコースだし、マックス(・フェルスタッペン/レッドブル)も以前触れていたと思うが、高速コーナーがあってデグラデーションがほとんどない」
「バーレーンで僕たちが強さを発揮できた要素は、ジェッダやオーストラリアにはないかもしれないとも思っている。だから次からの2戦で結果を出せたら、2023年をとても素晴らしい年にできると思うよ」
バーレーンにおけるアストンマーティンのパフォーマンスは、当然ながらアロンソが今シーズンにレース優勝を飾るのではないかという憶測を呼んだ。彼が最後に優勝したのは2013年のスペインGPでのことだ。41歳のアロンソは、コンディションによっては何が起きてもおかしくはないし、ふたたび表彰台の最上段に立つチャンスさえあるだろうと考えている。
「そうだと言える。開幕戦で3位になったら、今シーズンはあと22回チャンスがあるということだ」とアロンソは語った。
「昨年だって、カナダの予選はウエットコンディションで、僕たちはグリッドの1列目にいた。だからそれぞれにコンディションが異なる22レースでは何が起きるかわからない」
「チャンスをつかむためにベストを尽くすよ。助けが必要になるかもしれないけれどね。昨年は表彰台に上がるためにはトップチームの助けが必要だった」
「もしかしたら今年はそうした助けがあったり、トップチームでリタイアや問題が発生したら、表彰台以上のことが期待できるかもしれない。そうなることを願おう」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです