角田裕毅を負かして今季初ポイント! マグヌッセン、走りに満足げ「良いレースをすることができた」
F1第2戦サウジアラビアGPの決勝で、ハースのケビン・マグヌッセンは10位フィニッシュ。今シーズン初のポイント獲得となったが、好スタートを決め良いレース内容だったと満足げな様子だ。
マグヌッセンは決勝レースを13番手からスタート。ミディアムタイヤでレースを開始すると、スタートでポジションを11番手にまでアップした。
チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグらとポイント圏内から一歩後ろを争っていたが、早めのタイヤ交換で一時後退。序盤のセーフティカー出動で再びポイント圏内に近づいた。
リスタート後はポイント圏内の10番手を走る角田裕毅(アルファタウリ)を追う時間が長く続いた。そして、残り4周と最終盤にマグヌッセンはついに角田を攻略し、ポイント圏内に浮上。最後は角田を突き放してのフィニッシュとなった。
マグヌッセンはレースを振り返ると、今回の1ポイント獲得には大きな意味があるとコメント。また、角田よりも使い込んだハードタイヤでの走りを上手くマネジメントすることができたと語っている。
「この1ポイントにはたくさんの意味がある。僕らはこのレースウィークを順調にスタートできていたわけではないけど、状況を良い方向へ変え、予選に向けてスムーズに進められたように思う」
「良いスタートを切って、上手くマネジメントして良いレースをすることができた。特にハードタイヤはそうで、ツノダよりも古いタイヤを履いていたけど、実際のデグラデーションは少なかった」
「最終的に彼を追い抜くことができて、ポイントを獲得できたよ」
チーム代表のギュンター・シュタイナーはサウジアラビア戦を終えた今、チームの立ち位置が分かりつつあり、密集した中団グループの中でも良い位置にあると語った。
「今シーズン初のポイントだ。我々にはスピードがあった。セーフティカーの後、よりよいポジションについていた相手もいたが、チームのドライバー達は懸命に戦い、ポイントを持ち帰った」
「チーム全体が週末を通じて完璧なパフォーマンスを発揮し、前を向きプッシュし続けた。これはシーズンを通じて可能なことであり、今からオーストラリアへ向かうことが楽しみだ」
「バーレーンの際に話したことだが、当時はマシンの立ち位置がよく分かっていなかった。だが今は我々のポジションを理解している。我々は集団の中にいるが、実際にはまずまず良い位置だ。バーレーン戦後もパニックにはならなかったし、今は慎重ではありつつも楽観的に考えている」
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