お手本はすぐそこにいるじゃないか! マクラーレンF1代表、支配的なレッドブルの強さも「他チームは言い訳などできないはず」
マクラーレンのアンドレア・ステラ代表は、現在圧倒的な強さを誇るレッドブル・レーシングに対して差を縮めようとするライバルチームは「言い訳できない」と語っている。
昨シーズンはダブルタイトルを獲得し、今季は開幕2戦でワンツーフィニッシュを果たしたレッドブルについて、ステラは他チームと比較して全ての面で優れていると話し、ライバルはその進歩に匹敵する努力が課題になるという。
マクラーレンは2023年シーズンも開幕から苦戦。開幕2戦を無得点で終えたのは、低迷を極めたマクラーレン・ホンダ時代の2017年以来のことだ。
チームは3月24日(金)にこれまでテクニカルディレクターを務めてきたジェームズ・キーの退任を発表。フェラーリで車両コンセプト責任者を務めた経歴を持つデビッド・サンチェスが、2024年からテクニカルディレクター陣のひとりとなることも併せて明かされた。
名門の復活に向けてまず一歩を踏み出したステラ。今後のマシン開発に向けて現在敵なしの強さを誇るレッドブル『RB19』が、パフォーマンスアップにおける”手本”になると彼は言う。
レッドブルの現状について尋ねられたステラはmotorsport.comに対して次のように語った。
「優勝争いがどれだけ接近していたかという点では、これまでの数年間は本当に驚異的なシーズンだったのだろう」
「ひとつのチームが圧倒的な強さを見せることも、受け入れる必要があるのかもしれない」
「ただ、今持っている全ての情報……金曜日に(ショー&テルで)展示されるマシンのように、実車を見る機会があるのだから、何をすべきかどうか分からないという言い訳を他のチームはできないはずだ」
「だから私は『他のチームがこの機会を活用して改善する必要がある』と言い続けているのだ。F1はつまるところ、より速くなればレースで勝てるというスポーツだ。ただ、簡単な解決策はないと思う」
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