角田裕毅12番手「計量で計画が狂ったのは残念だが良い予選だった」最大限のパフォーマンスとチームは賞賛/F1第3戦
2023年F1オーストラリアGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は12番手を獲得した。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、次のように一日を振り返った。
「マシンを改善するためにはまだ多くの作業が必要だ。それでも今回のグランプリに持ち込んだフロアのアップデートは、空力パフォーマンスにおいて、概ね我々の期待に沿った向上をもたらしたことを確認できる」
「これがひとつのエアロ開発プログラムの最初のステップを示し、今後前進するための良い基礎を形成することを考えると、間違いなくポジティブなことだ」
「今日はQ3に進めるだけのペースはなかったものの、裕毅は予選を良い形でまとめ、12番手を獲得した。彼は最大限のパフォーマンスを発揮してくれた。ニック(・デ・フリース)にとっても堅実な予選セッションだったが、セクター1をベストにまとめることができず、Q2を15番手で終えた」
「総括すると、ポジティブな兆候はあったものの、中団内のポジションを確立するようなマシンにするためにはまだ長い道のりがある。今はレースに気持ちを集中させている。できるだけ早く2台のポジションを上げるために、チャンスが訪れた場合にそれをしっかり活用するための準備を整えておく必要がある」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 16番手(1分18秒901:ソフトタイヤ/22周)
予選 12番手(Q1=15番手1分18秒471:ソフトタイヤ/Q2=12番手1分18秒099:ソフトタイヤ)
予選はうまくいったと思います。セッションのなかでペースをうまく上げていき、最大限のパフォーマンスを引き出しました。
Q1はまずまずで、15番手という順位でしたが、ラップごとに進歩していくことができました。Q2ではプッシュラップを2周走る計画でした。ところが残念ながら計量に対応しなければならず、2ラップ目を走り終えることができませんでした。フライングラップを1周しか走らなかったことを考えると、そのラップにも、チームのパフォーマンスの向上にも満足しています。
明日のレースが楽しみです。ロングランのテストを全くしていませんが、ポイントを獲得するために、マシンの力を最大限引き出すことを目指します。
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