2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはセルジオ・ペレス(レッドブル)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=5位(51周/51周)
とても難しい週末だった。5位でポイントをつかむことができたが、ブレーキング時に自信を持って走ることができず、ペースもなかったと認めるざるを得ない。ミディアムタイヤでは多少はプッシュすることができたけれど、ハード側のタイヤに履き替えると、マシンのフィーリングを感じることができなかった。
数日でマイアミGPが始まるから、これからリセットしたい。またマシンに乗って、プッシュしていくのが楽しみだ。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(51周/51周)
金曜と土曜は、DRSに問題を抱え、今回はトリッキーな週末を過ごしてきた。それでも日曜決勝のチェッカーフラッグを受けた時には表彰台(3位のシャルル・ルクレール/フェラーリ)から1秒差の位置にいることができたんだ。いろいろ考えれば、4位に満足すべきだろうね。レース中のパフォーマンスは全体的に励みになるものだった。
ありがたいことに今日はDRSがきちんと機能していたようだし、タイヤマネジメントもしっかりできた。バクーは、追い風がかなりランダムなので、常にきわどい状態で走らなければならない。
次戦までわずか数日だ。来週のマイアミで何ができるのか楽しみにしていよう。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位(51周/51周)
僕たちのレースペースはまだ目指すレベルには至っていない。今、その部分に一番力を入れて取り組む必要があるということははっきりしている。
今週末、すべてのセッションで最大限の結果を出した。これ以上のことができたとは思わないから、この結果に満足すべきだろう。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。
結論を言うと、僕たちはレースペースとタイヤマネジメントに集中すべきであり、今後のレースで進歩するためにプッシュしていく必要があるということだ。
(レース後の会見で語り)僕は勝つためにここにいるから、2位や3位は望むところではない。でも、序盤3戦で6ポイントしか獲得できなかったことを考えると、今回は今までより良い週末だった。トラブルも起きなかったしね。すべてのセッションですべてのことについて、最大限の仕事をした。その点では満足すべきだが、一方で、やるべきことが残っているのも事実だ。
レースペースという点ではアストンマーティンのマシンの方が優れている。そして、レッドブルのレースペースは僕たちよりもはるかに速い。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(51周/51周)
全体的に見て、とても良いレースだった。もちろん、僕はセーフティカーのコールに関して少し不運だったが、セカンドスティントではふたりとも全力でプッシュして戦った。コースの端の1センチまで使って走り、何度かウォールに接触してしまったほどだよ!
チームにとって良いリザルトだ。今週末からたくさんのことを学んだので、それをシーズンの今後に活用したい。
チームが1-2を獲得し、理想的な結果を達成できた。チェコは素晴らしいレースをして、とても強力だった。僕はすでに次のマイアミに気持ちを切り替えており、何ができるかを考えている。
(レース後の会見で語り)僕にとってセーフティカーのタイミングはついてなかった。その後、プッシュしなければならず、(ペレスの)後ろにぴったりついて、DRS圏内を走ろうとした。でも、他のマシンのすぐ後ろを走ることで、タイヤがオーバーヒートしてしまったと思う。
一方で、バランスの問題もあって、一貫性を保つのに苦労した。ステアリングホイールのツールを活用して何とかしようとして、うまくいき、最後の10周はかなり良くなった。でも(ペレスにチャレンジするには)少し遅すぎた。今日のレースを通して、またたくさんのことを学んだよ。
常に完璧でいることはできないけれど、そういう日でも何かしら学ぶことができるんだ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(51周/51周)
信じられないような週末だった。ものすごく満足している。チームについてはこれ以上言葉がないよ。僕たちにとって素晴らしい一日だったし、皆をとても誇りに思う。
僕の担当メカニックのディボーに心からの感謝の気持ちを伝えたい。彼は個人的な理由で今は自宅にいるが、それでも僕たちチームにとって重要なメンバーだ。
チームは僕のことを“キング・オブ・ザ・ストリート”と呼んで楽しんでいる。彼ら全員にとって良い結果を出せたので心の底からうれしい。
チームの皆は、昨日のスプリントレースもそうだし、今日のレースでもやるべきことを成し遂げ、週末を通して素晴らしい仕事をしてくれた。まさに完璧だった。
今日、僕たちのマシンはコース上で最速だった。セーフティカーが出ても出なくても、優勝することができただろう。
僕は間違いなく、タイトルをかけて戦っている。バクーで勝ったからというだけでなく、今シーズンはどのサーキットに行っても強さを発揮できると信じている。今はマイアミに気持ちを切り替えているよ。
これからたくさんのレースが控えている。しっかり取り組んでいかなければならない。
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