F1スペインGPに超高速コーナー復活。シケイン廃止に「反対のドライバーはゼロ」とアルボン。経験者ハミルトンには痛い思い出

 

 F1はスペインGPにおいて、舞台となるカタルニア・サーキットのレイアウトを変更。ターン13~15のシケインを廃止し、2006年まで使用されていた高速コーナーが復活した。
 この変更についてF1ドライバーからポジティブなコメントが寄せられている。
 今回のレイアウト変更は、オーバーテイクの機会を高めるために考案されたモノであり、より高い速度で最終コーナーを迎えることとなる。この変更により、1周は18m短縮されている。
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 ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、”酷い”シケインが無くなったことで、ドライバーが異なるラインからオーバーテイクを狙えると話している。
「シケインが無くなったことで、(僕らとしては)少し助けになると思う」
「あの3つのコーナーは、僕らにとっていつも厄介だったんだ。あそこではいつも、かなりタイムを失っていたんだ。だから、あれが廃止されるのは最高だ」
 またアルボンは、シケインがあったことで「コースが台無しになっていた」と考えており、全てのドライバーが廃止に賛成しているという。そしてシケインが無くなったことで、カタルニア・サーキットはオーバーテイクが”容易な”サーキットのひとつになると語った。
「本当に良いことだと思う。否定的なドライバーを僕は知らないよ」
「いつも少し……何ていうか、残念なコースというか、トリッキーだった。その前とは流れが違いすぎて、コースの他の部分が台無しになっていた。素晴らしいね」
「昨年から、(ターン)10~12はかなり接近した状態を常に保つことができるようになった。ターン10でタイトに、ターン11でワイドに攻めれば、常にクリーンエアを確保して、前のマシンと違いを作ることができる」
「でもターン13~15と(シケインを)進むと、常に一列になって走ることになっていたんだ。そうなると同じラインを走るしかなかったんだ」
「今年のカレンダーの中では、オーバーテイクがしやすいサーキットのひとつになると思う」
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