F1スペインGPにマドリード市街地コース移行の可能性浮上。ハミルトン「クラシックなサーキットを残すことも重要」と釘を刺す

 

 7度のF1世界チャンピオンであるルイス・ハミルトン(メルセデス)は、”クラシックな”カタルニア・サーキットでのF1スペインGP開催存続を希望している。
 スペイン・バルセロナにあるカタルニア・サーキットでのF1スペインGPは1991年から開催され、2023年大会ではコースレイアウトに変更が加えられた。オーバーテイク増加を狙い、最終シケインが廃止され、2006年大会ぶりに高速コーナーが復活した。
 しかし、2026年シーズンからはスペインの首都マドリードで市街地レースを開催する計画が進んでいる。F1のステファノ・ドメニカリCEOは今年初めに後援者と話し合いを持ち、5月のマイアミGPにはマドリード市の代表が出席した。
 サウジアラビア・ジェッダ、アゼルバイジャン・バクー、そしてアメリカではマイアミとラスベガスと、市街地レースがF1カレンダー内で急増している。
 ハミルトンは、2008年から2012年にかけて使用されていたバレンシア市街地サーキットを上回るレイアウトであれば、マドリード市街地サーキットでのレースに前向きな姿勢を見せている。ただ同時に、F1側が伝統的なサーキットでのグランプリの将来を危険にさらすべきではないと考えている。
「バレンシアのように、ドライブして最も楽しいとは言えないサーキットではない限りはね」
「でもバルセロナを失いたくはない。この街も大好きだし、クラシックなサーキットを残すことはとても重要だと思う」
「少なくとも、素晴らしいレースができるサーキットは残すべきだ。(ハンガリーの)ブダペストは壮観だし、シルバーストンも素晴らしい。この(カタルニア)サーキットもそうだ」
「僕は、このスポーツの伝統について考え、柱となるようなサーキットを維持する必要があると思う」
読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです