ルクレール、F1モナコGPで使用した装備をオークションに出品。約5400万円がイタリアの洪水被災者支援に
フェラーリのシャルル・ルクレールは、先月エミリア・ロマーニャ地方を襲った洪水の被災者を支援するために、F1第7戦モナコGPで彼が着用した独自の装備をオークションに出し、35万8000ユーロ(約5400万円)を寄付することが明らかになった。
シャルルと彼の弟でFIA F2に参戦しているアーサーは、彼らの亡き父親でアマチュアドライバーだったエルベ・ルクレールを偲ぶため、今年のグランプリではレプリカのヘルメットと、モナコ国旗があしらわれたレーシングスーツ、シューズ、グローブを身に着けた。エルベは1988年のモナコF3グランプリで8位につけたことがあるが、今年は当時最も権威のあるF3レースでエルベがトップ10フィニッシュを果たしてから35年目の節目を迎える。
エミリア・ロマーニャでの出来事は、誰にとってもいまだ記憶に新しい。ルクレールは今年のモナコGPで身につけた装備を自分で保管しておく代わりに慈善オークションに出し、その収益を洪水の被災者の支援を行っている慈善団体に寄付することにした。
美しいBellのヘルメットHP77はルクレールがホームグランプリで着用したもので、30万6000ユーロ(約4600万円)で落札された。一方レーシングスーツの入札額は6万1200ユーロ(約900万円)だった。レーシングシューズとグローブは、それぞれ2万400ユーロ(約300万円)と4万2000ユーロ(約600万円)に達し、ルクレールは合計で42万9600ユーロ(約6400万円)を集めた。税金等を差し引き、35万8000ユーロ(約5400万円)がエミリア・ロマーニャの災害の被災者たちのために寄付される見込みだ。また、F1関係者と企業も同じ基金に寄付を行った。
ルクレールは自分の装備に入札したすべての人々に感謝の意を表し、ソーシャルメディアに次のように投稿した。
「このチャリティオークションに参加してくれたみんなに感謝している。35万8000ユーロは信じられないほどの金額だ。これで多くの人たちを助けることができると確信している。みんなありがとう」
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