2023年F1第9戦カナダGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2023年F1第9戦カナダGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。
なお2番手のヒュルケンベルグは、赤旗時にFIA ECUが設定したタイムよりも遅いタイムを維持しなかったとして、3グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。そのためヒュルケンベルグの暫定グリッドは5番手となった。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 5番手
今日は素晴らしい仕事をし、2台揃ってQ3に進出できた。予選セッションはとても楽しかったよ。トラックは毎周変化していて、本能に従ってドライブすることになった。
Q3ではうまくまとめることはできなかったが、それでも5番手は予選前の期待を上回っている。僕たちチームは、路面が乾いていくにつれてパフォーマンスが良くなっていき、Q3でまた雨になると苦戦するようになった。それがこうしたコンディションの難しさであり、同時に予選をエキサイティングにしている。コース上にマシンをとどめることができて良かったよ。
明日は5番手から表彰台を狙えると思っている(注:実際には4番グリッド)。バルセロナでは、12番手から何を達成したかを考えれば(注:3位表彰台)、今日の結果には満足しているし、オーストラリアの後では最高の予選結果だ。フェルナンドをメインターゲットにしていくよ。レースが楽しみだ。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 4番手
今日は僕たちにとって良い結果になったと思う。コンディションはとても難しくて、タイヤに熱を入れるのに苦労した。トラック上にマシンをとどめ、重要なときにパフォーマンスを発揮するのはとても難しかった。
4番手はおそらく可能な限り最高の結果だったと思うし、全体的にとても満足している。この結果を受け入れて、明日はさらに前に進んでいきたい。
明日は(2番グリッドスタートの)フェルナンド(・アロンソ)と戦えるといいね。もしそれが可能なら表彰台も見えてくるし、彼とバトルできたらうれしい。
僕たちは1ラップのペースよりもレースペースのほうが優れていることが多いから、明日もそうであることを願っている。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手
非常に複雑な予選になったが、3番手を獲得することができた。Q1とQ3での赤旗は僕たちにとっては少しアンラッキーだった。赤旗が出たのは僕がタイムを更新する前だったし、そのタイムが出せていればフロントロウに入れたと思う。
明日はチャンスがあるだろうから、レースの序盤に2番手まで挽回してマックス(・フェルスタッペン)にプレッシャーをかけたい。ここはチャレンジングなサーキットで、ドライでもウエットでもグリップがかなり低く、天候も読めない。アストンマーティンの新しいアップグレードはうまく機能している感じだし、期待していた通りの結果を出してくれている。でも今後も評価を続けて、この新しいパッケージでのセットアップを最適化したい。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
予選 2番手
最初の結末と比べると、あまり良い形の締めくくりにはならなかったので、もちろんがっかりしている。フロントロウからスタートすることができなくなって残念だ。でもこの結果に向き合わなければならない。
明日のレースに関していえば、何も変わらないよ。同じアプローチでいくし、結果に影響が出たり、マイナスに働くことはないだろう。いつもどおり準備を整えて、明日は懸命に戦う。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 ポールポジション
今日は正しいタイミングで正しい判断を下した。天候が刻々と変化するなかで、チームと適切なコミュニケーションを取ること、状況を把握し続けることがとても重要だった。僕たちは自分たちがやりたいことを明確にしていた。難しいコンディションにもかかわらず、マシンをプッシュすることができたのはよかったよ。
このコースが大好きだ。ウエットだとより一層チャレンジングになる。
明日何が起こるかを予想するのは難しい。今朝走ったロングランではとても良い感触を持った。決勝で良いペースを発揮できるといいね。長いレースのなかで、いろいろなことが起こり得るから、物事をしっかりコントロールする必要がある。
(予選後の会見で語り)ウエットの時はコンディションを把握することが重要だ。コース上にものすごく滑りやすい部分がいくつかあった。そんななかで、僕たちはすべてのことに関して正しい判断を下した。ラップタイムを出すのに適したタイミングでコースを走ることができたし、そうやってポールを取ることができてうれしい。
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