アルファロメオF1、他チームで“リストラ”されたエンジニアを技術トップに起用も「CEOの判断を支持している」とドライバー
現在アルファロメオとしてF1に参戦しているザウバーは、今年始めにマクラーレンを離れたジェームズ・キーの獲得を発表。マクラーレン同様にテクニカルディレクターを務めることとなった。
キーには組織改革の一環として事実上マクラーレンから解雇されたという背景があるものの、ドライバーの周冠宇はザウバーのアンドレアス・ザイドルCEOの選択を信頼しているということを強調している。
ザウバーは現在のネーミングライツパートナーであるアルファロメオとは2023年末を持って袂を分かち、2026年からはF1にパワーユニットメーカーとして新規参戦するアウディのワークスチームとなる未来が決まっている。
チームはそれに向けて着々と基盤づくりを進めており、かつてポルシェのLMP1プログラムを率い、マクラーレンでチーム代表を務めたザイドルが2023年1月から新CEOとして合流。9月1日付けでザウバーへ復帰するキーと、再び同じチームで共に仕事をすることとなった。
周はチームがアウディワークスとなる前に陣営に変化が起こることは分かっていたものの、2026年に向けてこれほど早くから状況が変わるとは予想していなかったという。
「明らかに、少し驚いたよ」と周は語る。
「2026年に向けてチームの状況が少し変化していることはなんとなく分かっていた。でもこんなに早いとは思っていなかった」
「アンドレアスは、アウディの合流に備えるためにチームを再編しようとしているんだと思う。だからアンドレアスがどんな動きをしても、僕は納得できるよ。彼はチームのために何をするのがベストなのかを知っている良い人だ」
「僕としては、ジェームズがチームにやってきて、何か異なるアイデアを出してくれることを期待している。共に仕事をして、シーズン終盤にさらなるステップアップを果たせたら良いね」
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