ペレス、3ラップ抹消で予選15番手「ブロックされたことを考慮せずペナルティ。システムが間違っている」/F1第10戦
2023年F1オーストリアGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはスプリント・フォーマットでの金曜予選で15番手に終わった。
木曜のメディアデーは体調不良で欠席したペレスだが、金曜には通常どおり走行を行った。予選Q2では、アタックラップを3度にわたってトラックリミット違反により取り消され、終盤には暫定2番手に立っていたものの、最終的に15番手という結果に終わった。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP1 5番手(1分06秒262:ミディアムタイヤ/32周)
予選 15番手(Q1=2番手1分05秒177:ソフトタイヤ/Q2=15番手2分06秒688:ソフトタイヤ)
今日は間違いなくペースが良かった。それは予選の走りのなかで分かるはずだ。(こういう結果になって)がっかりしている。特に最後のラップだ。このサーキットのマージンは微妙だが、トラックリミットで抹消された最初のふたつのラップに関しては、ルールは明白であり、スチュワードの決定を受け入れる。でもQ2最後のランでは、制限の範囲内でできる限りプッシュしようとして、いいラップを走っていた。そしたらトラフィックに巻き込まれて、クリーンな走りを維持するのが難しくなったんだ。
今となっては仕方がないから、明日に期待しよう。新しいチャンスが訪れるからね。僕たちにペースがあるというのは何よりもポジティブな要素だよ。日曜午後の決勝で挽回するつもりだ。
体調は多少良くなってきたけれど、まだ100パーセントではない。今は、明日のスプリントと日曜の決勝への準備に集中している。
(『Sky Sports F1』に対して語り)最後のラップで(前にアレクサンダー・)アルボンがいて、止まれずにまっすぐ行ってしまった。そこで0.1秒かそれ以上を失ったと思うけど、スチュワードは僕がブロックされたとは思わなかったようだ。自分でコントロールできることもたくさんあるが、これに関してはついてなかった。いいラップを締めくくりつつあったのに、突然ブロックされて、さらにペナルティを受けた。このシステムは間違っている。
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