F1スプリント快勝フェルスタッペン、ピット戦略で一時首位陥落も「より安全な選択肢を採った」と説明
ベルギーGPのF1スプリントではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝したが、ピットタイミングを遅らせたことで2番手に後退するシーンもあった。しかしこの判断についてフェルスタッペンは、安全策を取ったためだと戦略を擁護している。 スプリントが行なわれた土曜日もベルギーGPは雨混じりの1日。スプリント直前に降り注いだ大雨によって、レースはセーフティカー先導で5周のフォーメーションラップラップが行なわれた。 その間、ドライバーたちはウェットタイヤからインターミディエイトタイヤに切り替えて走行が可能なコンディションにまで路面は改善しているとチームに訴えた。そのため、半数のドライバーがローリングスタートと同時にピットへ飛び込んだ。 残る半分のドライバーはダブルピットストップとピットレーンでのリリースの遅れによるタイムロスを避けるため、ウェットタイヤでオープニングラップを走ることを選択した。 ポールスタートのフェルスタッペンはステイアウトを選択。フロントロウスタートのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)はピットでインターミディエイトタイヤに交換し、後方からペース良く走った。 1周遅れでピットに入ったフェルスタッペンはピットレーンを走るランド・ノリス(マクラーレン)との接触を避けるためリリースが遅れ、3.2秒の遅いピットストップとなった。そのため、フェルスタッペンはピアストリから1.7秒遅れでコースに復帰することとなった。 しかしその後セーフティカーが出動しトップとの差が縮まると、フェルスタッペンは再開直後のケメルストレートでピアストリを抜いて首位を奪取。そのままトップチェッカーまで運んだ。 フェルスタッペンはスプリント後、このピット戦略を擁護。安全策を採ったのだと説明した。「より安全な判断だったと思う」「真っ先に入ることもできたけど、他のマシンに行く手を阻まれるかもしれなかったし、セーフティカーが入ったかもしれない。そうすれば大きく順位を落とすことになるし、ステイアウトするのは問題なかった」「(結果的に)ポジションをひとつ落としたけど、僕らが速いことは分かっているし、インターミディエイトタイヤを履いた時には飛ぶように速かった。だから問題ないよ」 …読み続ける
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