角田裕毅「直線スピードが大幅に改善。予選Q2進出はもちろん、できればQ3を目指したい」/F1第15戦金曜
2023年F1イタリアGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=9番手/2=14番手だった。
アルファタウリは今回のアップデートとして、フロントウイング、ビームウイング、リヤコーナー、ミラーを変更したことが明らかになっている。
また、FIAがFP1開始後に行った発表で、アルファタウリが、角田裕毅のパワーユニットに、ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kのそれぞれシーズン4基目、エキゾーストシステムのシーズン5基目を入れたことが分かった。シーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、一日を振り返り、次のようにコメントした。
「FP1では裕毅にはメカニカルおよび空力の一連のテスト項目に集中してもらい、リアム(・ローソン)に関しては、マシンに変更は行わずに多数のラップを周回させることを優先した」
「ここではよくあることだが、ローダウンフォース・セットアップでは、スライドが多くなり、ハイダウンフォースで走る時ほどバランスはよくない」
「FP2ではミディアムとソフトのタイヤコンパウンドで走行した。(セルジオ・)ペレスのクラッシュによる赤旗で、ロングランが中断されたので、タイヤについて多くを読み取ることはできなかったが、それは全員にとって同じことだ」
「ATAフォーマットでは、それぞれが異なる走行プランで走り、タイヤの使用状況が異なるため、競争力の面でどの位置にいるかを知るのは難しく、単に順位を見るだけでは分からない」
「特にセクター2と3でペースを向上させるため、今夜作業に取り組む必要があるだろう」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=9番手(1分23秒271:ソフトタイヤ/23周)/2=14番手(1分22秒696:ソフトタイヤ/23周)
今日は通常の金曜日でした。FP1でいくつかのテスト項目をこなし、FP2では通常の走行を行いました。マシンパフォーマンスにはまだ向上の余地があります。
自分たちの弱点は理解していますし、トップ10に入るには、あとコンマ2、3秒見つける必要があります。普段は直線スピードに苦しんでいるのですが、それは大幅に改善しました。今は全チームのなかでも上位に位置していると思います。
赤旗の影響で、ロングランの周回をあまりこなせなかったので、それについては明日確認する必要があります。
予選では絶対にQ2に進みたいと思っていますし、できればQ3に進出したいです。今夜データをもっと詳しく調べて、予選に備えます。
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