レッドブルF1のマルコ、ペレスに関する人種的偏見に満ちた発言を謝罪「メキシコ人だから集中力が足りない」と批判
レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、「セルジオ・ペレスはメキシコ人であるため、集中力が足りない」と発言したことが大勢の人々から批判されたことを受け、謝罪のコメントを発表した。
F1イタリアGP後の月曜、マルコはレッドブルが所有する『Servus TV』のインタビューのなかで、ペレスのパフォーマンスについて次のようなコメントをした。
「チェコにとって良い週末だった。彼が予選で問題を抱えていることは分かっている。彼は時々調子が崩れることがあるのだ。南米人だからね。マックス(・フェルスタッペン)やセバスチャン(・ベッテル)のような集中力があるわけではない」
「しかし彼は良いレースをすることがしばしばあり、モンツァでのレースは間違いなく良かった。3人のドライバーをオーバーテイクしなければならなかったが、すべてうまくやってのけた。去年のシンガポールで優勝しているから、今年に関しても期待できるだろう」
ペレスはメキシコ出身で、メキシコは北アメリカに含まれているため、正確には南米人ではないが、批判の的となったのは、その間違いではなく、ペレスのパフォーマンスの低下を民族性のせいにし、メキシコ出身の選手にはヨーロッパ出身の選手より劣っている部分があると示唆したことだ。
この発言に関して批判が噴出したため、マルコは正式な謝罪コメントを発表せざるを得なかった。
「9月4日月曜日の『ServusTV Sport and Talk』でのセルジオ・ペレスについての私の発言について。私は人に不快感を与える発言をしたことを謝罪したい。私は、どの国の人々、人種、民族についても、一般化できると考えてはいないということを、明確にしたい」とマルコの声明には記されている。
「今年、チェコのパフォーマンスには波があるという主張をしようとした。しかしそれを彼の文化的伝統のせいにしたのは間違いだった」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです