ウイリアムズの躍進でハースのチームランキング逆転7位は不可能? ヒュルケンベルグ「魔法でもない限りね」
ハースは依然2023年型マシンの深刻なタイヤの問題を解決できず、予選での速さを決勝に活かすことができていない。 ドライバーのニコ・ヒュルケンベルグは、これに関して“魔法”を見つけられない限り、コンストラクターズランキング7位獲得はできないと考えている。 これまでハースは、路面温度が高くツイスティなサーキットで苦戦を強いられる傾向にあり、モンツァで行なわれたイタリアGPでもヒュルケンベルグは「みんなが僕らを追い抜いていった。太刀打ちできなかった」として結果的に17位。チームメイトのケビン・マグヌッセンも18位と、散々な結果に終わった。 ハースはタイヤのオーバーヒートによる摩耗の問題を軽減すべく試行錯誤を繰り返しているが、まだ明確な解決策を導き出すことができていないのは明らかだ。 ただその中で、コンストラクターズランキングではますます厳しい状況に追い込まれている。シーズン後半戦が始まるまでハースとウイリアムズはランキング7番手に同点で並んでいたが、アレクサンダー・アルボンの尽力もあり、ウイリアムズは獲得ポイント数をほぼ倍増させた。 ハースはイギリスGP以降、無得点が続いており、ランキング7番手のウイリアムズに対して10ポイント差をつけられている。そして、ランキング9番手のアルファロメオが1ポイント差まで迫っている。「正直、ウイリアムズはもうかなり前に行ってしまったように見える」とヒュルケンベルグは言う。「彼らとマクラーレンが今季大きな進歩を遂げたというのは明らかだ。僕らが本当の魔法か何かを見つけない限り、僕らはこの状況を好転できないと思う」 …読み続ける
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