ノリス2位「メルセデスを抑えきって表彰台を獲得。超ハッピーだ」マクラーレン/F1第16戦決勝
2023年F1シンガポールGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは2位表彰台を獲得、オスカー・ピアストリは7位でフィニッシュした。
ノリスはファーストスティントはグリッドと同じ4番手を走り、セカンドスティントはシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後退により、3番手に上がった。終盤のバーチャル・セーフティカーの際に、2番手を走るジョージ・ラッセル(メルセデス)がピットストップをしたことで、ノリスは、カルロス・サインツ(フェラーリ)の後ろ2番手に。ラッセルとルイス・ハミルトン(メルセデス)がフレッシュタイヤで後ろからプッシュしてきたが、ノリスは抑えきり、2位をつかんだ。
今回、ピアストリのマシンには、ノリス車に入れられたアップデートの一部しか導入されなかった。ピアストリは17番グリッドからスタートで14番手に上がった後、着実にポジションアップし、最終的に入賞圏内でフィニッシュした。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=2位(62周/62周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
信じられないよ。カルロス(・サインツ)、シャルル(・ルクレール)、ルイス(・ハミルトン)、ジョージ(・ラッセル)、そして僕が最初から最後まで本当に激しくプッシュしあった。レース終盤は、精神的にもかなりキツかったけど、それに耐えたことが結果につながった。
メルセデス勢がピットに入った時点で、これは厳しい戦いになると思っていた。そこから彼らが抜かなければならないクルマも、それほど多くはなかったからね。だけど、僕は彼らを抑えきった。あの状況でやるべきことをやって、2位でポディウムに上がったのだから、超ハッピーだよ。
本当に素晴らしいチームだ。僕にこのクルマを与えるための彼らのハードワークには、どんなに感謝しても感謝しきれない。オスカーがよく戦って7位まで順位を上げ、ポイントを確保してくれたのも良かった。このステルス・モードのカラーリングでクルマはとてもカッコよく見えたし、チームにとってすごくいい結果を残せた。日本でどこまでやれるか、楽しみにしているよ。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラワン・チーム)
決勝=7位(62周/62周)
17番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
7位に入ったのだから、今夜の仕事として悪くはない! 見てのとおり、ペースはまずまずだったし、1周目にいくつか順位を上げ、その後は僕のまわりで起きたことを有利に生かすことができた。全体として大いに満足している。実際のところ、これより上へ行ける可能性はあまりなかったと思う。
ランドがポディウムに上がり、チームのここまでのハードワークが報われて本当に良かったよ。来週末、僕のクルマにも投入されるアップグレードが楽しみだ。さらに楽しいレースができることを期待しているよ。
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