レッドブル、アルファタウリのドライバー4人が元力士と手押し相撲でガチバトル。F1日本GPに意気込み

 

 9月20日(水)、今週末に鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリに先立ち、東京都新宿区歌舞伎町のZepp Shinjuku(TOKYO)で開催された『FORMULA 1 Honda & Red Bull Welcome Event in Tokyo』に、オラクル・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレス、スクーデリア・アルファタウリのドライバーの角田祐毅とリアム・ローソンが登壇し、日本のファンへF1日本グランプリに向けた意気込みを語った。

 今回行われた『FORMULA 1 Honda & Red Bull Welcome Event in Tokyo』は、モータースポーツの最高峰に位置する『F1』と日本の国技の『相撲』を掛け合わせたイベントとして開催され、F1ドライバー名に加え元大相撲力士であり俳優の澤田賢澄(四股名:千代の眞)と田代良徳(四股名:東桜山勝徳 )のふたりも登壇した。

 イベントではまず最初に、ドライバー4人が澤田さんと田代さんに見本を見せてもらいながら四股踏みを行い、日本グランプリを前に『相撲』の文化に触れながらイベントは開幕となった。

 その後には、元大相撲力士のふたりを相手に白熱の手押し相撲を繰り広げ、見事に角田、ペレス、フェルスタッペンの3人は勝利したが、ローソンは惜しくも敗北を喫してしまった。またファンらへ向けた○×クイズでは、相撲とF1に関連したクイズが出題され、ドライバーたちもクイズに挑戦しながらおよそ430名のファンとともにイベントを楽しんだ。

力士俳優の田代良徳と手押し相撲をする角田裕毅
力士俳優の田代良徳と手押し相撲をする角田裕毅

『F1』と『相撲』のコラボレーションイベントを終えた4人のドライバーは、最後に日本グランプリに向けた意気込みを語った。

 今回で2度目の日本グランプリ出走となる角田は、「前回のシンガポールGPでは、マシンの調子も良くなってきたので、鈴鹿サーキットでのレースは本当に楽しみにしています。昨年の日本グランプリではポイントを獲得することができなかったので、今回はポイント獲得、さらには表彰台獲得も目指して頑張ります」とコメントし、表彰台獲得を目標に掲げた場面では、会場から大きな歓声が上がった。

 またローソンは、レースのエントリーリストやチームからのアナウンスは無いが、本人の口からは「今週末は、僕が小さいころからずっと見てきたF1日本グランプリに参加することになった。応援よろしくお願いします」と日本グランプリへの出走を示唆するコメントを残した。

 ペレスは、「週末は、鈴鹿サーキットでまた皆さんにお会いできればと思っている。レースでは、レッドブルファンの皆さんが喜んでくれるようなパフォーマンスをぜひ披露したいと思っているので、応援よろしくお願いします」と集まった430名のファンとサーキットでの再会を誓った。

 最後にコメントしたフェルスタッペンは、「日本グランプリでは僕たちオラクル・レッドブル・レーシングのコンストラクターズタイトルもかかっているので、良い成績を残せるように頑張ります」とホンダのお膝元である鈴鹿でのコンストラクターズタイトル決定へ向けて意気込みを語った。

 イベントの締めには、ふたりの元力士からドライバー4人に法被が贈呈され、その法被を着た全員が鏡割りを行った。割られた樽のなかからは、ワインとレッドブルの缶が現れ、今週末に控える日本グランプリを前にしたイベント『FORMULA 1 Honda & Red Bull Welcome Event in Tokyo』は盛況のままに終了となった。

ファンとともに行われた○×クイズ。最後まで残ったファンには、ステージ横に建てられているマックス・フェルスタッペンののぼりがプレゼントされた
ファンとともに行われた○×クイズ。最後まで残ったファンには、ステージ横に建てられているマックス・フェルスタッペンののぼりがプレゼントされた
イベント最後に行われた鏡割りの様子
イベント最後に行われた鏡割りの様子
イベント会場前には、有名DJのLicaxxxによるミックスプレイも行われた
イベント会場前には、有名DJのLicaxxxによるミックスプレイも行われた
会場2階に現れたスクーデリア・アルファタウリ代表のフランツ・トスト
会場2階に現れたスクーデリア・アルファタウリ代表のフランツ・トスト

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