2026年以降もノリスの残留を望むマクラーレンF1。将来に向けて「充実した会話」をしていると代表
マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレア・ステラは、2026年以降の将来の可能性について、マクラーレンはランド・ノリスと“充実した会話”をしていると述べている。
先週、マクラーレンはオスカー・ピアストリとの契約を2026年のF1シーズン末まで延長した。ノリスとマクラーレンの契約はあと2年あるが、23歳のノリスは有望株であり、レッドブルとフェラーリの両方が彼から目を離さずにいるとうわさされている。最近、レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ノリスとマクラーレンの契約が“残念ながら長い”と嘆いていた。
「彼は間違いなく我々のドライバー候補だ。若さとスピードの点で、彼は我々にぴったりだろう」とマルコは『Servus TV』に語った。
まだグランプリ優勝の経験がないノリスは、マクラーレンは彼を世界タイトルへ導くことができるとたびたび表明しており、その信念が彼のチームへの忠誠心を強めている。
「我々は確かにランドと充実した会話をしている」とステラは先週日本で語った。
「素晴らしい話し合いだ。話し合いの進み方を我々はうれしく思う」
しかし今後2シーズンのうちにマクラーレンがタイトル争いにふさわしいことを証明することが、ノリスを留めるための鍵になるだろう。今シーズンのマクラーレンの目覚ましい進歩は、ノリスにチームとの契約更新を納得させるための確かな一歩だ。
「信認を得るということに関して、我々は事実に立ち返った。人間的な要素に関しては、我々は望まれれば確かに愛を表現した」
「また、チームとして旅をしていると、とりわけその旅が厳しいものになっている時には、仲間に一緒にいてほしいものだと言えるだろう」
「しかし事実についても話をする必要がある。将来への基盤は何か、我々を信頼できる理由は何か、といったことだ。だから我々はランドに(ピアストリと)まったく同じことをしている。我々の言っていることが実現していることをできる限りコース上で証明し、これが今後数年間続くのだという意識を生み出している」
ステラはドライバーたちに対して未来を描いてみせる際に、過大な約束やありえない予測をすることはないと明言した。
「説得しようとしているドライバーと話をしている時に、自分が持っていないカードを切り札にしたら、自分のことを不快に思うだろう」
「ドライバーから『こうなるって言ったじゃないか』と言われるような状況に陥りたくない。そういったことにはならない。そんな立場にはなりたくないものだ。だから私やザク(・ブラウン/マクラーレン・レーシングCEO)の会話では、我々が知る限りの事実を誠実に評価している」
「我々は人々を買う必要はない。純粋に我々を信頼して留まり、マクラーレンとの旅を心から信じている人々を求めている」
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