アストンマーティンF1のシート温度問題はシンガポールでも発生したと代表が明かす。原因は油圧ラインとECUの配置か
アストンマーティンF1のチーム代表マイク・クラックは、フェルナンド・アロンソがF1第18戦カタールで見舞われた燃えるように熱いシートの問題にチームは全力で取り組んでいると述べているが、この問題はチームのAMR23に繰り返し起きているように見える。
カタールGPのレースの早い段階で、アロンソは無線でマシンのシートから熱が発せられていると訴えた。温度が急激に上がったため、ピットストップ中にアロンソは水をかけるようにチームに求めたほどだった。
アロンソは「シートが燃えているようだ。ピットストップでできることはあるだろうか? 僕に水をかけるとかしてくれないかな」と頼んだが、マシンのコクピットに配置されている電線と電子部品の量を考慮したチームは、予想どおり彼の訴えを無視した。
レース後、アロンソの問題について質問されたクラックは、彼がマシンのシートが高い熱を発していると訴えたのはこれが初めてではないことを認めた。
「それは事実だ。彼はすでに何度かこのことを報告している」とクラックは語った。
「我々は対応しているところだ。何もしていないわけではない。この問題はシンガポールでも起きたが、そちらの方がはるかにましだったと思った」
クラックは、熱の発生源はアロンソの臀部の下、さらにコクピットの右側にもあると思われることを明らかにした。
「周りには油圧ラインとECUがある。それらはすべて熱を持つので、シートから離そうとしている」
「しかし電気を使って冷却することはしたくない。重量が増えてしまうからだ」
アロンソは自身の不快な苦境について説明し、チームメイトのランス・ストロールも同じ問題を経験したと語った。
「ランスと僕はシート右側の温度に少々苦しめられていると思う。最初の15周で火傷したので、水か何かをピットストップの時にかけてくれないかと無線で頼んだけれど、それは許可されていないみたいだ。かなりつらかった」
「僕たちはいくつかの問題に対処してきている。今日はひどかった」
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