マルケス、敗れたマルティンのタイトル争い”本命予想”は変えず「彼の方がスピードがある」
MotoGPオーストラリアGPの決勝レースは、27周のうち26周をホルヘ・マルティン(プラマック)がリードしたが、ファイナルラップに追いつかれて5位に終わった。 ポイントリーダーのフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が2位となったことで、マルティンとのポイント差は27ポイントまで広がった。インドネシアGPのスプリントではマルティンがバニャイヤを逆転しポイントリーダーとなったが、2度の決勝レースで再逆転とリード拡大を許してしまった形だ。 しかしマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)は、マルティンがオーストラリアGPを通じて見せている驚異的なペースを踏まえ、彼がタイトル争いの本命だと考えているようだ。 オーストラリアGPのスプリントでは、マルティンがリヤにソフトタイヤを選んだことが序盤の独走と終盤の失速を生んだと考えられているが、マルケスは次のようにマルティンの走りを評価した。「僕から見て、ホルヘにはエクストラのスピードがあり、だから彼はソフトタイヤでリードすることができたんだ」「もちろん、そのタイヤ選択はミスだったけど、彼はそこから学んだはずだ」「プラクティスではミディアムでも彼が最速だった。彼のタイヤ選択を見て驚いたよ」「でもホルヘは他の人より、かなり速かった。予選もレース序盤も、そしてミディアムを履いたプラクティスでもとても速かったんだ」 マルティンが再びバニャイヤとのポイント差を詰められるかと聞かれ、マルケスはmotorsport.comに次のように答えた。「ああ。現時点では、彼の方がスピードがある」「まだ4戦残っている。スプリントレースも含めて、(昨年までの換算で)6レース分のポイントがあるんだ。彼はとても良い走りをしている」 …読み続ける
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