アストンマーチン、後手に回ったF1アメリカGPでアップデート実らず。ただ「待つ選択肢はなかった」とアロンソ
アストンマーチンはスプリント形式で開催されたアメリカGPでアップデートを持ち込んだ。最適化を十分に行なう時間が無かったものの、最新パッケージの投入を遅らせるという選択肢はなかったとフェルナンド・アロンソは語った。 アメリカGPは南北アメリカ大陸で開催される3連戦の初戦。フリー走行が1時間しかなかったものの、ここで多くのチームがアップデートを投入した。 ただ、アストンマーチンはその貴重なFP1でランス・ストロールとアロンソのマシンにトラブルが発生。わずかな周回に留まり、アップデートパッケージを最適化することができなかった。関連ニュース:
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土曜日のF1スプリントではストロールに再びブレーキトラブルが発生し、アロンソもスプリントシュートアウトの順位からひとつポジションを落として13位。金曜日の予選で2台揃ってQ1落ちを喫したため日曜日の決勝レースは後方からの追い上げを強いられた。 アロンソは、スプリントの週末にアップデートを持ち込むのは“リスキー”な戦略だと認める一方で、ここ数戦で競争力を発揮できていなかったアストンマーチンには失うモノがなかったと語った。「週末を振り返ると、もう1レース待った方が良かったのは確かだ」とアロンソは言う。「でも以前のパッケージがトップ10入りを担保できるほど速かった訳ではない」「ここ数ヵ月は苦戦を強いられてきた。だからファクトリー全体がオースティンにパッケージを投入するためにフル稼働していた。『よし、メキシコまで(投入を)待とう』ということにはならないんだ。新しいパーツを投入するために、みんな日夜頑張っているんだからね」「僕らが抱えていた最大の問題はFP1だった。FP1は問題が多すぎたからそれに対処する必要があるし、そうならないようにする必要がある」 …読み続ける
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