未知のF1ラスベガスGP、ドライバーの敵は“寒さ”? ノリス「ハンドウォーマーが必要かも」

 

 2023年のF1第22戦として、F1ラスベガスGPが開催される。同地でのF1開催は1982年以来。ただ当時とは異なり、今回はラスベガスの街を象徴する大通り“ラスベガス・ストリップ”を組み込んだ市街地コースを舞台としたナイトレースでの開催となる。 超有名都市の中心部を走るということもあり、大きな期待が向けられる中、各セッションが非常に寒くなることも予想されており、これが問題になるかもしれないという声がドライバーたちから聞こえてくる。 ラスベガスGPは決勝レースが現地11月18日(土)の22時にスタートするが、その時の気温は4度まで下がると予想されている。 カタールGPをはじめ、今季はこれまで暑いコンディションでレースが行なわれることはあったが、寒さへの対策という面では違った難しさがある。 気温と路面温度の低さがマシンパフォーマンス、特にタイヤのウォームアップにどのような影響を及ぼすのか、また新しい舗装のオイルによって滑りやすい路面であると考えられるなど、開催に向けて既に多くの憶測が飛び交っている。 motorsport.comがマクラーレンのランド・ノリスに対して、ラスベガスGPへ向けた準備について尋ねると、彼は「ポーカーのやり方とか、そういうことを勉強している」と冗談を飛ばした後、冷たい風に晒されることで指の感覚を失うかもしれないと懸念を語った。「普段よりもやることが沢山ある」とノリスは言う。「ベガスに向けて既にシミュレータ作業はやってきた。ドライバーの手という面でも気温には準備が必要だ」「ドライビング中は手が上手く動く必要があるから、それをどうするかということについては既に調査を行なっている」「ハンドウォーマーやグローブなど、単純なことだけどね」 …読み続ける

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