レッドブル、フェルスタッペンにボディガードを用意。ペレスは「チーム全体をサポートして」と求める/F1第20戦
レッドブルは、今週末のF1第20戦メキシコシティGP(メキシコGP)でマックス・フェルスタッペンの安全を確保するために警備をつけたと述べている。
レッドブルはフェルスタッペンに向けられた可能性のある具体的な脅迫内容には言及していないが、3度の世界チャンピオンであるフェルスタッペンは、F1キャリア50勝目を祝った先週末のアメリカGPでは大きなブーイングを浴びた。ブーイングは、フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスを応援していたメキシコ人ファンのグループから発せられたと考えられている。
ドライバーの関係は時として険悪になることもあった。昨年のブラジルでは、レースの最終ラップでペレスにポジションを戻すという指示をフェルスタッペンが無視した場面があった。ふたりとも彼らの仕事上の関係は良好だと繰り返し述べているが、ペレスのファンは、困難な2023年シーズンにおいて彼がふさわしいレベルのサポートを受けていないと感じている。
そのためレッドブルは、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで開催されるペレスのホームレースでは安全策を取った。コース内外を行き来するフェルスタッペンに常にボディガードをつけることにしたのだ。
「マックスは実際にはそれを望んでいないし、リラックスしている」とレッドブルのモータースポーツコンサルタントのヘルムート・マルコは、『F1-Insider』に語った。
「だが我々には彼に対する責任があるので、安全を期すことを望んでいる」
6度の優勝経験を持つペレスは、メキシコ人ドライバーが優勝したことがないホームレースにおいて、多くの応援を糧にチャンスを高めようとするだろう。しかしペレスは、彼のサポーターたちが最大限の敬意を持ってチームとフェルスタッペンに接することも求めている。
「僕にとってメキシコは、シーズンのなかでも最も重要な週末だ。ホームレースが待ちきれない」とペレスは先週末に語った。
「今週末のオースティンでの応援は素晴らしかったから、メキシコではどうなるか検討もつかない。非常に特別なものになるだろう」
「マシンについては大きなステップを踏み出したが、この週末はセットアップの方向性を間違えていたので、進歩を完全に示すことができなかった」
「今週については楽観的だ。今ではどの方向性を取るべきかわかっているから、それを示すことができるよう願っている。マシンについて、いくつか解決することがある。僕たちはより速くなって戻るはずだ」
「メキシコには、僕だけではなくレッドブルのチーム全体をサポートしてほしいと思っている」
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