デ・フリーズが今季2勝目。好調モルタラをスタートでズバッと攻略|フォーミュラE第8戦

 

 フォーミュラE第8戦ベルリンePrixの決勝がテンペルホーフ空港跡地にて行なわれた。優勝したのはニック・デ・フリーズ(メルセデス)だった。
 2021-2022シーズンのフォーミュラEもシーズン中盤に突入。前半戦最後のレースとなるベルリン2連戦が幕を開けた。前日に行なわれた第7戦はエドアルド・モルタラ(ヴェンチュリ)がポールトゥウィンを達成し、一夜明けた第8戦は逆回りのコースレイアウトでの開催となった。
 予選で速さを見せたのは、前戦に引き続きモルタラだった。モルタラはライバルを寄せ付けない1分05秒台のタイムでポールポジションを獲得。フロントロウにはロビン・フラインス(エンヴィジョン・レーシング)が並んだ。
 しかし、スタートでホールショットを奪ったのはフロントロウの2台ではなく、3番グリッドのデ・フリーズだった。ターン1に向けてはポールスタートのモルタラがイン側を牽制していたものの、デ・フリーズはわずかに空いたイン側のスペースをこじ開けるような形で飛び込み、トップに浮上した。
 なお今回のレースにおけるアタックモードの発動に関しては、8分間のブーストが1回のみと規定されており、その発動タイミングが注目されたが、45分+1周のレースが10分を過ぎたあたりから早くも多くのドライバーがアタックモードを発動させていった。そんな中、フラインスがコースのアウト側にあるアタックモードの検知ゾーンを通過するも、アタックモードが発動できないという一幕もあった。
 首位を走るデ・フリーズも早めにアタックモードを発動させたひとり。コースを大回りして検知ゾーンを周回するため一旦はモルタラに先行を許したものの、順当に抜き返して首位に返り咲いた。
 一方モルタラは、ライバル達よりタイミングを遅らせてアタックモードを発動。この時点でデ・フリーズ、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(DSテチータ)、アンドレ・ロッテラー(ポルシェ)、ストフェル・バンドーン(メルセデス)に次ぐ5番手となったものの、上位4人がアタックモードを使い果たした段階で、モルタラには6分近くブーストが残っている状況となった。追い上げなるかが注目されたモルタラは2番手までポジションを回復するも、デ・フリーズの1.4秒後方に迫ったところでアタックモード終了となった。
 そうこうしている内にレースは後半戦に。首位デ・フリーズをモルタラが追いかけるという構図は変わらず、3番手には6番グリッドスタートのルーカス・ディ・グラッシ(ヴェンチュリ)が浮上してきた。4番手以下の争いは激戦となっていたが、ポイントリーダーのバンドーンが集団から抜け出していった。
 デ・フリーズはその後もモルタラとのギャップをコントロールし続け、2.4秒の差をつけてトップチェッカー。ディフェンディングチャンピオンが開幕戦以来となる今季2勝目を挙げた。
 2位にはモルタラ、3位には残り3分でディ・グラッシを交わしたバンドーンが入った。バンドーンは獲得ポイントを111に伸ばしてポイントリーダーの座をがっちりキープした一方で、今回のベルリン2連戦で50点を荒稼ぎしたモルタラが99ポイントでランキング2番手に浮上した。
 
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