7度のF1王者ミハエル・シューマッハー、F1キャリアと慈善活動が称えられ、出身州から表彰。授賞式に家族が出席
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州は、同州出身で7度のF1世界チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハーに名誉ある州賞を授けた。ケルンのモーターワールドで行われた授賞式において家族が賞を受け取った。
ノルトライン=ヴェストファーレン州が民間人に授与する賞として最も権威あるこの賞は、年に一度、授与が行われる。シューマッハーは、F1における傑出した業績と慈善活動が評価されて受賞した。
2013年の12月末にスキー事故によって頭部に外傷を負ったシューマッハーは、現在も療養を続けており、授賞式には妻のコリーナと娘のジーナ・マリア、また一家の親しい友人であり、元FIA会長ジャン・トッドが出席した。夫の代理として賞を受け取ったコリーナは、モーターワールドに保管されているシューマッハーのプライベートコレクションや記念品に囲まれ、感極まった様子だった。
ミハエルの息子でハースF1のドライバーであるミックは、この日、残念ながら体調不良のためにセレモニーを欠席した。
ノルトライン=ヴェストファーレン州のヘンドリック・ブスト首相は、次のようにコメントした。
「本日、我々は、レースやスポットライトの輝きを超えたところで、ミハエル・シューマッハーに敬意を表している。彼は寛大な心を持ち、人々のことを考えることを常に大切にしていた」
「ミハエル・シューマッハーは裕福ではない人々のことも考えてきた。彼はそうした人たちに向け、非常に寛大な寄付を、大抵はひそやかに行い、彼らを助けた。彼の家族もこの慈善活動を続けている」
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