ペレス、フェラーリとの想定以上のギャップに”驚き”「やるべきことがたくさんある」

 

 レッドブルのセルジオ・ペレスは、F1第7戦モナコGPのFP2を3番手で終えたが、前のフェラーリ勢とは0.3秒前後の差をつけられた。これは、想定以上のギャップだったようだ。
 そもそもモンテカルロ市街地コースでは、今季これまで中低速コーナーで速さを見せてきたフェラーリが優勢だと予想されていた。
 各車が予選想定のアタックを実施したFP2では、フェラーリのシャルル・ルクレールが1分12秒656をマーク。3番手のペレスはそこから0.379秒、4番手のマックス・フェルスタッペンは0.447秒遅れとなった。
 ペレスは、レッドブルがタイトル争いのライバルにこれほどまでに差をつけられるとは予想していなかったという。
「フェラーリに比べたら、僕たちは少し足りない。彼らは本当に強い」
 1日の走行を振り返り、ペレスはそう語った。
「データを分析して、何ができるかを考えてみるよ。でも今日の彼らはとても速かった。今日のギャップには少し驚かされた」
「ギャップがあることは予想していたけど、これほどのギャップじゃない。それはやるべきことはたくさんあるということだ。明日どうなるか見てみよう。予選Q3が重要なんだ」
 フェルスタッペンは、FP2に向けたセットアップ変更がハマらず、フィーリングがあまり良くなかったという。土曜日に向けてさらにマシンを修正し、フェラーリとの差を縮めたいと語った。
「もしもっとバランスが良くなれば、コーナーをもう少し攻められるようになるし、もちろんラップタイムも良くなるだろう」
「フェラーリに比べれば、明らかに僕たちはもっとペースを上げる必要があるから、今は微調整をして、より良いバランスを見つけることが重要だ」
「今年は新しいクルマで、コースのフィーリングが変わっている。クルマが少し重く、遅く、(サスペンションが)硬くなっているのでバンピーになっているんだ」
 
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