驚速ルクレール、ポールポジションは予想外?「最後のアタックまでは、自分たちが速いと思えなかった」
F1第8戦アゼルバイジャンGPは、直線が長いコース特性もあって、レッドブルが有利なのではないかと見られていたが、フェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。
ただルクレールは、最後のアタックで全てがまとまるまでは、自分たちの方がレッドブルよりも速いとはあまり考えられなかったのだという。
「今回はいい気分だよ。もちろん、どのポールポジションもいい気分だけどね」と、ルクレールは語った。
「でも今回は、レッドブルの方が強いと思っていたので、あまり予想していなかったんだ。特にQ1やQ2では、自分たちのほうが速いと考えるのに本当に苦労した」
実際、予選Q1でトップだったのはマックス・フェルスタッペン。Q2ではセルジオ・ペレスと、レッドブルがトップタイムをマークしていたのだ。
Q3最初のアタックでも、ルクレールはチームメイトのカルロス・サインツJr.に0.05秒差をつけられ、暫定2番手だった。しかしルクレールは最後のアタックで、セクター1とセクター2で全体ベストをマーク。この時点でサインツJr.のタイムと比べ、0.5秒の大量リードを築くと、ペレスに0.282秒差のポールポジションを確保した。
ルクレールは、日曜日のレースに向けて「本当にワクワクしている」と語る一方で、タイヤマネジメントが大きなカギになると考えている。
「明日がとても楽しみだ。タイヤマネジメントが重要だから、明日はかなり緊張すると思う」
「バルセロナとモナコでは、うまくコントロールできたと思う。モナコでは何も見えなかったけどね」
「でも全体としては、アップグレードを導入してからレースペースが一段と良くなった。だから明日、ここでもそうなるのかどうか、非常に興味深いところだ」
ランキング2番手につけるルクレールは、ポイントリーダーのフェルスタッペンと9ポイント差。今回で4戦連続のポールポジション獲得となったが、ここ3レースは勝利できていない。なんとか4度目の正直で、勝利を飾りたいところだ。
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