ハミルトン、今季2回目の表彰台に感無量「今日のレースは大きな希望と自信をもたらしてくれる」メルセデス/F1第9戦
2022年F1カナダGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位、ジョージ・ラッセルは4位だった。
チーム代表トト・ウォルフは『Sky Sports』に対して「ふたりは異なるセットアップで走り、リヤウイングのセッティングが違っていた。だがふたりともとてもいいレースをした。今日は多少ペースを見せることができたと思う」と語った。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=3位
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
正直言って、3位を獲得できて、感情的になっている。今年はチーム全体でこのマシンとの大きな闘いに挑んでいる。僕たちは、慎重に、集中を維持し、決して諦めずに取り組んでいるんだ。そのことを僕は心から誇りに思うし、自分のクルーからは常に刺激を受けている。モントリオールに来ているスタッフ、ファクトリーで働いているスタッフの全員に、心からありがとうと言いたい。
今トップ争いをしているチームは、僕たちが立ち向かうには少し速すぎる。それでも今日は全力を尽くし、差を縮めつつあると思っている。これからもひたすら努力し続けていこう。いずれ彼らと戦えるようになるといいね。だって今日、彼らの姿を目にしたのは、終盤にセーフティカーが出動した時だけだからね!
でも今日の僕たちのペースはとても良かった。特にセカンドスティントが良かったと思う。シミュレーターでもサーキットでも、正しいセットアップをマシンに施すために、多くの作業に取り組んだ。だからこそ、今、とても興奮しているんだ。繰り返しになるけれど、この結果を今週末手に入れることができるとは思っていなかった。僕にとって今年2回目の表彰台だ。そしてとても特別な結果だよ。ここは僕にとって、グランプリ初優勝の地だからね。ここモントリオールが大好きだ。カナダの皆に心から感謝しているよ!
(『Sky Sports』に対して語り)マシンのことで個人的にとても厳しい年を送っている。だから、予選では(4番手になれて)感動してしまった。ガレージでの僕たちは「素晴らしいことが起きた!」という感じだったよ。
そして今日は力強いレースができた。それが僕に、この先への大きな希望と自信を与えてくれる。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=4位
8番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
ハース勢とアルピーヌ勢をパスして順位を上げられることは確信していた。一方で、(フェラーリのシャルル・)ルクレールとチェコ(レッドブルのセルジオ・ペレス)が後ろから追いついてくることを、とても心配していたんだ。幸い、彼らに前に出られることはなかった。
今日のレースペースは、今年これまでよりも、フェラーリやレッドブルとの差が小さかった。でも僕たちはパフォーマンスの問題を抱えていて、彼らはそうではない。
どんなことでも、後から考えると簡単に答えが分かるものだ。最初のバーチャル・セーフティカーの際にピットインしていればよかったと思うけど、結局、最終結果は変わらなかっただろう。
ファーストスティントのペースはとても良くて、セカンドスティントも良かった。リスタート後の最終スティントは、なぜかタイヤをうまく機能させることができなかった。それで少し前との差が開いてしまい、戦えなかったのは残念だ。とはいえ4位でチームに大量にポイントをもたらすことができたし、メルセデスがまた表彰台に上れたのは素晴らしいことだよ。
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