角田裕毅、F1オーストリアGP予選14番手にガッカリ「Q3進出のチャンスもあったのに……」

 

 レッドブルリンクを舞台に行なわれているF1オーストリアGP。その予選で14番手だったアルファタウリの角田裕毅はその結果を悔しく思っている。
 角田は、Q1の最終アタックでタイムを上げ12番手でQ2へ駒を進めた。Q2進出のためにQ1で新品ソフトタイヤを3本使用したこともあり、Q2序盤のアタックはユーズドタイヤでタイム計測。新品タイヤに履き替え最終アタックに臨んだものの、ターン1で飛び出しタイムアップならず……ユーズドタイヤで計測した1分6秒463で14番手となった。
 角田は、新品タイヤで臨んだアタックで飛び出した原因としてタイヤの温度管理を挙げており、今回の予選結果に肩を落としている。
「今回は本当に残念な結果になりました」
 角田はチームのリリースにそうコメントした。
「マシンのバランスも、予選での進歩具合も良かったのですが、残念ながらQ2の最後のプッシュでタイヤが冷えていて、ターン1で大きなスナップをしてしまいました」
「それで僕のラップは台無しとなり、それ以上タイムを上げることができませんでした」
「マシンのペースは良かったと思いますし、今回はQ3進出のチャンスもあったと思います。だから本当に残念です」

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