角田裕毅17番手「他車と比較して圧倒的に遅かった」バランスが予測不可能、チームは原因調査へ/F1第11戦スプリント
2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は14番グリッドからスタートし、17番手でフィニッシュした。
スタートでマクラーレン勢とアストンマーティン勢に抜かれ、16番手に落ちた後、さらにニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)に抜かれたが、その3周後にラティフィの前に出た。ベッテルの後退で15番手に上がった角田は、16周目にピエール・ガスリー(アルファタウリ)と周冠宇(アルファロメオ)の後ろに下がり、17番手でチェッカーを受けた。
テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、角田のスプリントを、次のように振り返った。
「(ガスリーが15番手、角田が17番手に終わり)チームの全員にとって非常に残念なレースになった。裕毅のスタートは悪くなかったが、序盤にマクラーレン2台とアストンマーティン2台に抜かれ、その後、挽回することができなかった。レースが進行するなかで、マシンバランスに苦しんでいたのだ。明日のレースでポジションを上げられるよう、裕毅がマシンバランスに非常に苦しんでいた理由を理解するために大量のデータをチェックする」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP2 19番手(1分10秒005:ミディアムタイヤ/39周)
スプリント 17番手(14番グリッド/タイヤ:ミディアム)
タフな一日でした。ペースがまったくなく、他のマシンとはレベルが違って、僕のマシンはただただ遅すぎました。全体的にグリップが足りず、バランスは週末を通して予測不可能な状態です。データを調べているのですが、今のところ、問題は見つかっていません。この後、さらに詳細に調査する必要があります。
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