サインツJr.、フェラーリに対するストラテジー批判に反論「予選で戦略の堅実さを分かってもらえたはず」

 

 フェラーリのカルロス・サインツJr.は、チームが戦略を苦手としているという批判に反論している。
 今季タイトル候補として優勝争いをレッドブルと共に繰り広げてきたフェラーリ。11戦を終えて計4勝を挙げているものの、モナコGPではシャルル・ルクレールが勝てるはずだったレースをピットストップのタイミングミスでみすみす失った。直近のイギリスGPでも、ルクレールはレース最終盤にタイヤ交換を行なわなかったことで順位を下げることとなった。
 こうした事例から戦略面でフェラーリが劣っているとする論調が強まっている。
 しかしフランスGPの予選で、フェラーリはレッドブルが持つ強力なストレートスピードに対抗すべくパワーユニット(PU)交換によりグリッド降格が決まっているサインツJr.を”風よけ”役としてルクレールにトウ(スリップストリーム)を与える作戦に出た。
 この作戦は完璧に機能し、ミストラル・ストレート後半でトウの恩恵を得たルクレールはフェルスタッペンを0.304秒差で下し、今季7度目のポールポジションを掴んだ。
 チームプレーに徹したサインツJr.は、こうした予選での作戦成功がフェラーリの戦略面での”堅実さ”を示せたと語っている。
「僕らは戦略面でかなり多くの批判を受けてきたと思う」とサインツJr.は言う。
「今シーズンは、どのチームもタイヤ選択を始めあらゆる面でミスを犯しているから、少し不公平だと思う」
「でも今年、チームは戦略面でとても堅実だったと思うし、今回はそれを証明できた。でも、シャルルとの関係やチームでのやり方も、とても上手くいっていることが改めて証明されたと思うし、僕らはとても上手くいっている」
「証明できて良かった。僕らフェラーリは、とても良い一日を過ごせたと評価してもらえると思う」

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