F1メカ解説|工夫を凝らし、新旧パーツが“共演”……メルセデスがハンガリーで採用したアイデアをチェック

 

 ハンガロリンクで行なわれるF1第13戦ハンガリーGP。サマーブレイク前最後のレースとなるが、全22戦のシーズンは既に後半に突入している。現在コンストラクターズランキング3番手のメルセデスは、レッドブルやフェラーリに追いつくべく、ここハンガリーでもマシンに微調整を加えている。
 ハンガロリンクはF1が開催されるサーキットの中でも特に低速・中速域のコーナーが多く、要求されるダウンフォースレベルは高い。メルセデスはこのレースに向けて新パーツだけでなく、ニーズに合わせて旧パーツも投入している。
 まずマシンのフロントを見てみると、メルセデスはタイヤにより荷重がかけられるフロントウイング、つまりダウンフォース量の多いフロントウイングを持ち込んできている。これまでは空気抵抗を減らすために上部のエレメント(矢印)を外していたが、今回はダウンフォース重視ということでそのエレメントも装着されている。

メルセデスW13のフロントウイング
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