【F1】Honda関連の妄想

 

HRCが2025年末までのPU提供をレッドブルに対して行うと正式に発表した。

RBPTへの技術提供で、Hondaの知財を借りて、運用をレッドブルが行うと当初は発表されていた。しかし、ここに来て運用を含めてHRCが2025年末まで行う事が発表された。
2026年からレッドブルがポルシェとタッグを組むのは既定路線だと思われる。

二つの意味がある。

一つは、RBPTはポルシェとの提携をまだ行っていない。また、知財を受け取っていない。知財を受け取っていれば、RBPT内での運用が行うほうが論理的だ。もしかしたら、新しいレギュレーションでポルシェが恩恵を受けるために、Hondaの知財が邪魔になるのかもしれない。Hondaの知財をRBPTが受け取ってしまうと、新規参入のマニュファクチャーではなくなってしまう。確かに、性能調整や予算や開発(ホモロゲ―ション)期間に影響が有ったはずだ。メルセデスが強固に反対していたはずだ。そして、HRCがからめるかは不透明だけど、2026年以降のPU情報がHRCに流れる。どの程度の改変になるのかわからないが、一番高価で使い道が限られてしまうMGU-Hが廃止されて、ESとCEの比重が大きくなり、モーターの出力が上がる。あと、E10ではなく接続可能な燃料(カーボンニュートラル)E100に燃料が変更される。Hondaが全社を挙げて実現しようとしていることに近いPUになる。インディで採用されるPUに近くなり、出力はWECを上回るモーターが予定されている。ポルシェにも知見はあるだろう。RBPTとしては、HRCが作ると言い出した時にも変更が簡単にできるようにできる。レッドブルとしては、両得な状況になっている。

もう一つは、他のマニュファクチャーへのけん制だ。RBPTとして、HRCを使い続けるのは、他のチームへのけん制に繋がる。去年と今年で、HRC製のPUは信頼性とパワーでバランスがよいことが証明されている。信頼性では、メルセデスに劣る可能性もあるが、フェラーリを凌駕している。パワーはフェラーリに及ばないまでもメルセデスには勝っている。ルノーと同等だと言える。今年のトップチームでは、メルセデスがPUの利用では一歩先に言っているが、レッドブルも同程度だ。ペナルティを受けないで乗り切れる可能性が高い。最終戦近くで、実験的にPUを入れ替える可能性があるくらいだろう。そんなPUをレッドブルが使い続けるのは、メルセデスやフェラーリは無理をする可能性が出て来る。2025年末までは、PUの改良は実質禁止されている。9月のホモロゲ―ションが終了すれば、改変はレギュレーション的には不可能だ。運用で、差を知事める必要が出て来る。

妄想が膨らむ土壌としては優秀だ。

レッドブルがポルシェと連携しても、アルファタウリが同じPUを積まなければならない義務はない。同じPUを積んだ方が、連携の意味ではある。データが2倍になるのだから・・・。ポルシェがレッドブルにだけPUを提供するのなら意味があるが、アウディの存在もあり、状況次第ではポルシェのPUはバッチをアウディにして他チームに流れることが考えられる。レッドブルなら、予防線を張るくらいは考えられる。そこで出てくるのが、HRC製PUをアルファタウリに搭載することだ。これには、HondaがF1参戦を宣言する必要がある。アルファタウリの買収まで含めて考える必要がある。現実的には難しいとは思うが、アキュアブランドでF1に参戦して、PUはHRC製。アキュアは、Hondaの高級ブランドだ。レースを行うのにちょうどいいのではないか?

アキュア・アルファタウリ・ホンダ爆誕。

アルファタウリの株式の半分以上を取得した状態で参戦する。メリットは、いくつかある。レッドブルとしては、ポルシェのPUがダメで、HRC製のPUが上だった場合には、バッチつけてPUの入れ替えが行える。Hondaとしても、アキュアブランドとHRCなら株主からの意見を封殺できる。名義上は別会社だ。そのうえで、FIAもカーボンニュートラルの方向に舵を切っている。同意しない理由が思い浮かばない。インディに参戦を続けているのだから、資本の関係さえ綺麗にすれば、参戦を拒むものは少ないだろう。

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