アストンマーティンF1は「勝てる組織を作る過程にいる」と代表。アロンソの加入に大きな期待
アストンマーティンのチーム代表を務めるマイク・クラックは、フェルナンド・アロンソの豊富な経験を活かし、チームの進歩を“加速させる”つもりだと語った。
アルピーヌで2シーズンを過ごしたアロンソは、2023年からアストンマーティンで新たな冒険に乗り出す。富豪のチームオーナーであるローレンス・ストロールは、チームを今後数年で世界チャンピオンの地位につけることを決意している。オーナーの指揮の下で今もあらゆることを証明すべき段階にあるチームに乗り換え、忠誠を誓うというアロンソの真の動機は不明だが、アストンマーティンはチームを前進させる重要な人材を手にしたと確信している。
「フェルナンドと仕事をするという機会について、エンジニアリングチームと組織全体が興奮しているのを目のあたりにした」とクラックは語った。
「ほぼ全員が、フェルナンドのような才能と経験の持ち主から学ぶことができるだろう」
「全員がレベルを上げられるように彼が刺激を与えることを確信しているし、それによってすでにチーム内に存在しているエネルギーが高まるに違いない」
41歳のアロンソにもはや時間の余裕はないが、2度のF1世界チャンピオンである彼はいまだに最高レベルで活躍を続けている。クラックによると、アロンソのスキルと経験はアストンマーティンにとって追い風になるという。
「我々は勝てる組織を作る過程にいる。フェルナンドが我々の進歩を加速し、我々を誇りの持てるパフォーマンスへと牽引していくのは明らかだ」
「フェルナンドとランスが来年のドライバーラインアップとなるのは喜ばしいことだ。経験と若さの組み合わせは信じがたいほど強力だし、両ドライバーは競い合い、協力していくことを楽しみにしている」
「チームはAMR23の開発に焦点を置いている新たなリーダーシップを擁している。彼らと我々の今後のプロジェクトが、フェルナンドのもたらす知識と経験から恩恵を受けるということに、みんなが胸を躍らせている」
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