2022年F1前半戦総括|予選ではルクレールが7PPと圧倒も、戦略ミスとトラブル相次ぐ。フェルスタッペン大リード

 

 2022年のF1も、先日行なわれたハンガリーGPで前半戦が終了。束の間の夏休みに入っている。
 前半戦を終えた段階で、ドライバーズランキング首位に立っているのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。コンストラクターズランキングでも、レッドブルが独走状態を築いている。
 しかしシーズン開幕直後は、フェラーリ勢が圧倒的速さを見せ、レッドブル勢にはトラブルが相次いだ。今季はこの2チームによる激戦になるものと見られていた。しかし約半分の日程が消化すると、両者の間には大きな差が広がった。
 またシーズン序盤には大苦戦を強いられていたメルセデス勢も調子を取り戻しつつあり、ヒタヒタとフェラーリ勢に迫ってきている。
 本稿では、2022年のF1前半戦を振り返っていく。

ドライバーズランキング:獲得ポイントグラフ(Rd.1-13)
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