引退ドヴィツィオーゾ、ヤマハM1の苦戦は予想外だった「ライディングを完全に変えるなんて無理」

 

 RNFヤマハのアンドレア・ドヴィツィオーゾは昨年のヤマハ陣営加入以来苦戦が続いているが、本人としてもYZR-M1への適応にこれほど苦戦するとは予想できていなかったという。
 ドヴィツィオーゾは2020年限りでドゥカティを離れると、2021年半ばにペトロナス・ヤマハSRT(現RNFヤマハ)からレースシーンへ復帰。ドゥカティからヤマハへの乗り換えとなるが、彼は2012年のテック3ヤマハ時代に表彰台も獲得していたため、期待する向きも多かった。
 しかしヤマハ陣営に移って以来、ドヴィツィオーゾは厳しい時間を過ごしている。これまでの獲得ポイントは22点に過ぎず、この苦しい状況からドヴィツィオーゾは2022年シーズンの第14戦サンマリノGPをもって引退することを決めてしまった。
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